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輪廻〜そして真実の愛の道〜

 真理を閃き降ろして今ある問いに今答えることで問題の根源を無に還すことをしている「真空のまさみち」です。心理カウンセラーをしています。
 アカシック・レコードという全てが記録されている情報庫にアクセスして、様々な因果を根源から紐解くことをしています。
 現実に疑問を感じた人が、何故このような因果に陥っているのか?
 そのヒントや気づきに繋がる記事を紹介しています。

今更気づいても手遅れだ

 輪廻というループしている転生があると気づいても、「今更手遅れだ」と感じることがある。
「『因果応報だ』なんて言われても、どうにもならない」
 全ては自分で事を起こしていると気づいたところで、どうすることも出来ない。
 様々な煩悩が作りだしているなどと教わっても、出来ることは「愛する家族の為に生きるのみ」となるだけなのだ。
 行き着く先はそうしたささやかな家族愛、子どもの成長を喜ぶことになる。

過ぎたことは仕方がない

 三毒の瞋(じん)の煩悩に「役目を果たせ」というものがある。
 今回は、この煩悩の成り立ちを紐解く。
 権力闘争などでのし上がっていくには、時に上官など目上の立場を欺かなければならない時がある。上の立場は目下の者たちに自分の首が取られないように抑えなければならない。強くなければ生き残れないのだ。
 そして得た地位は、家族の為、子どもたちの為、子々孫々に繁栄する為である。
 弥栄(いやさか)を願うのだ。

 けれども、欲に呑まれて権力闘争に明け暮れると、知らず知らずに不幸を積み重ねてしまうことがある。
 その不幸の中でも、人は努力し、懸命に生き残る道を探すのである。

「役目を果たせ」

 三毒の煩悩は、思考している自分をどれだけ客観視しても、思考の枠組みから抜け出せない問題を指す。
 観察している自分も演劇に参加する役者なのだ。
 登場人物全員が問題を起こし、問題解決の為に尽力し、そして力尽きては続けて行く関係性にあるエンドレスドラマのようなものだ。

 前回に引き続き「怨霊・菅原道真の補足」もある。
 思考の構造や、因縁がなぜ生まれるのか? そしてどこに辿り着いたのか?
 それを紹介して行く。

 是非、最後まで読んで欲しい。

 まず②〜⑭のナンバリングで13個の枠組みを紹介し、最後に①を解説する。
 そして①〜⑭のパートをひとまとめにしてブロック外し言霊による真言を紹介する。

②,身を粉にして働いている

 権力闘争に負ければ悲惨である。
 転生して貧しい生まれであっても大変である。
 どんな境遇でも懸命に生きるしかない。
 働いても報われない身でも頑張るしかない。

③,好きなことを諦めて金になる仕事をする

 好きなことで食えればいい。
 しかし、好きなことで食える道など限られている。
 それだけの才覚があればいいが、好きだけではどうにもならない壁がある。

④,ただ我が子の為だけに生きている

 子を授かると人生が変わる人がいる。
 自分に子がなくても、親が自分を産んだ時にそのように人生が変わったかも知れない。
 自分が感じられていないだけで、自分の誕生がどれほど歓喜に溢れているのか知らないこともある。
 親は子の為に無心で働くことができる。
 それでも不満や愚痴が溢れかえるのは壊れない親子を信頼しているからだ。
 全力でぶつかり合えるのは絆を確かめているようなものである。

⑤,伴侶よりも我が子に命を賭けなければならない

 夫より我が子、妻より我が子を優先して選ぶものである。
 もし、我が子より伴侶を選ぶような夫婦がいるなら、それは忌避すべきだ。
 我が子に命のバトンを繋がなくてはならないから、伴侶より我が子だ。

⑥,自分以上に我が子を愛さなければならない

 どこまでも自己犠牲でなければならない。
 親の幸せより、子の幸せを優先しなければならない。
 親が死ぬことになっても、子を生き延びさせる姿勢でなければならない。

⑦,我が子が成長し親になり、祖父母に楯突くなら「孫」を取り上げて従わせればいい

 子を授かると親は祖父母へ反抗心を抱くことがある。
 ならば実力でもって、孫を取り上げて「親であっても祖父母の子でしかない」と、自分の立場を知らせなければならない。
 子や孫に権力には抗えない事実を示さなければ危険だからだ。
 権力を持つ相手に楯突くことは許されない。

⑧,我が子が自分の意思を貫くなら、親は「人質」を取って言うことを効かせればいい

 もし我が子が造反したり、親の困るような真似をするならば、実力行使に及び「弱点を突く」ことをして、従わせなければならない。
 権力を手にしている親というものは、子育てに苦労を重ねるものだ。
 身内とて、いつ後ろから刺してくるか解らない。
 血の繋がらない息子の妻など信じるに値しない。
 常に「人質」がなければ、安心して過ごせない。

⑨,我が子は親の「政(まつりごと)」や「商売」における道具以外の何ものでもない

 婚姻関係を結ぶことが両家の発展である。
 祖父母も父母も子も孫も、一族の為に自分を殺して生きなければならない。

⑩,天皇や王とて役割の駒の一つに過ぎない

 全ての者たちは役割を果たす為に生まれてきている。
 個人の幸せはその役割の中にある。
 真心など天に繋がる愛の心などあっては、生きることなど出来ぬ。
 定めを受け入れて言いたいことも云えない鬼となって角を隠し黙っていろ。
 云いたいことを全部捨てて鬼神となって一族の守り神となって生きよ。
 それこそが家長である(もしくは天皇や王や族長である)。

⑪,駒として生きるのが嫌なら全てを投げ捨てて逃げ出せばいい

 今の身の上が嫌なら、逃げ出せばいい。
 逃げるなら元の世界に戻れないようにしてやる。裏で手を回して全ての縁を終わらせてやるから覚悟しろ。
 これまで目をかけて来た恩を仇で返すなら、悪鬼羅刹となりて裏切り者には容赦の無い地獄を見せてやる。権力とはそういうものだ。
 身の上を案じるなら覚悟して言葉を選んで使うがいい。

⑫,生きるとは、食うか食われるかの奪い合いだ

 生きるとは、騙し合いの世界である。
 生きるとは、残酷な心で煌びやかな世界を支えていつでも笑顔を絶やさぬことである。
 光と影に気づきなさい。愛など根拠のないようなものに心を奪われることなど許されはしない。
 愛は「政(まつりごと)」や「商売」の邪魔でしかない。
 人と人との結び付きとなる結婚は、権力を手にできるかどうかが全てである。
 両家の家柄が全てである。真実の愛だけは認められぬ。そんなものはこの世に存在しない。

⑬,真実など追い求めるな

 事実と事実を組み上げ、如何にそれらしく見せることが現実の生き方だ。
 見せかけの形が全てである。
 真っ直ぐな思いなど美しいが、直ぐに穢れるものだ。
 そして色褪せる。
「愛に生きる」など意味も価値もない。
 人は所詮「欲」でしかない。
 戯れ言を言っていないで、上を目指せ。
 高みに登れ。
 足手まといになる者たちは明確な理由をつけて遠ざけろ。
 誰しも「それでは仕方がない」と諦めて、「この道を通るしかない」と思わせろ。
 迷信に惑わされるな。
 神など存在しない。
 一時の夢、「少しだけでも夢が欲しい」とした下民の夢を叶えてやればいい。
 現(うつつ)を生きるのは誠に楽しいと思わせることである。

⑭,証拠に基づいて物事を考えろ

 目に見えぬものはあるだろう。
 否定はせぬ。
 だが事実に従え。
 霊魂や幽霊などもいるだろう。妖精や天使などの良いものもいるだろうし、霊障など悪霊や怨霊などもあるやも知れぬが、再現可能性(科学的)のあるもので判断せよ。
 聞きかじった知識にすがるな。
 知識を実践で使って知恵に育て上げなさい。
 人を悪く見るな。目上を立てて敬え。口答えするな。実績を持って身を立てろ。
 言葉には気をつけろ。
 ミスは許されぬ。
 家族を守りたければ、働け。
 子どもらに幸せになってもらいたいとするなら、計画した夢現(ゆめうつつ)の通りに生きよ。
 初心を忘れるな。
 登り詰めてそこが伏魔殿だとしても、そのような存在に成りたくて辿りついた自身の運命の役割を駒となって果たせ。
 それが人というものである。

②~⑭のループ

 これら13の枠の中で心は動くものである。
 この中で考えを巡らせ、問題と向き合い、解き明かし、次の道へと計画を立てて実行していくものだ。
 それでもループ故に抜け出せない。
 かつての権力者が、自分の因果に押し潰されて「②,身を粉にして働いている」とした生き方を強いられている。
 助かりたくても道がない。
 輪廻という煩悩の世界に抜け道などない。
 だから悟らなければならない。
 ②~⑭を生み出した統括する根源の①の体験を思い出さなければならない。

以下、有料記事とする。
真実の愛がなぜ引き裂かれたのかの因果を辿る内容である。

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