「自前主義」からの脱却
もし、あなたがプレイングマネージャーで、
・プレイヤーの仕事はあまり減ることなく、マネージャーの仕事が純増して時間が足りない…
・自分も部下の成果も求められるが、うまくいかず四苦八苦...
・上司として背中を見せるべく、何でも完璧主義でこなそうとしている
という状況でしたら、上司として成長するチャンスです。
そんな状況が、
プレイヤーとしても成果を残し、マネジメントもうまくいき部下が育ち、成果を上げれるようになっていれば最高ではないでしょうか。上司として部下が育って結果を出せるようなることは大きな喜びです。
そのために大事な視点は、
「自前主義」から脱却することではないかと思います。
初めて上司になったきを思い返してみると、何でもかんでも自分でやろうとして、結果は出るけど労働時間が膨らむ一方で生産性が高いとは言い難い状況でした。
上司になることによる大きなメリットは「頼める人が増える」ことです。これを活かさない手はありません。組織がある意味は、それぞれの得意なことや強みを活かして、弱みを無力化することではないかと思います。
ドラッカーも、「経営者の条件」で以下のように述べています。
組織といえども人それぞれがもつ弱みを克服することはできない。しかし組織は、人の弱みを意味のないものにすることができる。
上司といえども完璧ではありません。良いところを見せようとして、何でも自分でやろうとしてしまうことに陥らず、
自分の苦手な部分や弱みは素直に受け入れて、それが得意なメンバーの力を頼っていくことが会社全体・チーム全体の生産性を上げて、お客様にとって価値のある時間を増やすことができるようになっていきます。
【今日の習慣】
「自前主義」から脱却して、まわりの力を頼る
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