「分かる」を「できる」に変える『10回に1回の法則』#15
【『時間最短化、成果最大化の法則』 45の思考のインストールの行動実験中!】day15
今日は(同業者である)会計事務所向けの毎月恒例の実践型価値観勉強会を開催していました。
『社風の良さ』ランキングを勝手につけたら、日本でトップ5に入るであろう、2つの事務所がタッグを組んで、提供しています。
2021年6月からスタートして、1年半経過しましたが、おかげ様で、延べ770人以上の方に勉強会にご参加いただいております。
勉強会のテーマは、下記のような、ごくごく「当たり前」の内容で、「あ~、それ知ってる知ってる!」「新入社員研修で教えてもらいました」と言われるようなものです。
聞いたことはあるけれども
「徹底できていますか?」
「自分はできていても、部下や後輩に徹底させることができていますか?」
となるとクエスチョンになるケースも多いのではないかと思います。
よく経営者の方から、うちの社員は、
「挨拶に元気がないんだよね~」
「お店の外にゴミが落ちていても気にしないし、埃とかも気にならないみたいで…」
「なかなか報連相してくれず、状況が分からない」
といった悩みをお聞きします。
『分かる』と『できる』は別世界ですね。
例えば、
時間管理で「第一領域〜第四領域」の話は聞いたことはあるという方は多いと思いますが、
・あなたにとって第二領域は何ですか?
・第一領域と第三領域の区別はついてますか?
・日常で意識して活用してますか?
となると、どうでしょうか?
こういった原理原則・基礎的なことを、どう頭と身体に染み込ませて実装できるようにするか?という観点で、
『10回に1回の法則』は勇気を与えてくれます。
著書では、10回やる前にやめてしまう理由として、①心が折れる ②時間切れ ③資金切れ と書いていますが、それ以前に「10回はやろう!」と決めていないケースがの方が圧倒的に多い気がしました。少なくとも私はそういうケースがあります…
一度教えたから大丈夫だろう、一度学んだから大丈夫だろうと鷹を括っていると、間違いなく定着・浸透しませんので、10回は本気でやる前提で、取り掛かることが大事ですね!
そうして、10回以上、繰り返し繰り返し続けるとこで、躾られていくのでしょう。
※躾の語源は「し続ける」という一説もあり
先のような「挨拶」「礼儀」「明るさ」「素直さ」「お客様思考」といった言葉は、ありきたりで色褪せてしまうので、飽きてしまい、今流行りのトレンドに飛びついてしまいたくなる気持ちも分かります。例えば、会計業界だとこんなテーマ。
・DX
・RPA
・MA(マーケティングオートメーション)
・M&A、事業承継
こういった最新の技術を活用したり、ニーズのある市場に開拓することは、どんどん進めていきたいですが、そもそもの基本姿勢がなっていないと、短期的な成長は見込めても、中長期的には長続きしない可能性大です。
冒頭でご紹介した勉強会は、世の中には、ありそうでない研修であり、当たり前をインストールしてビジネスパーソンとしての体幹を鍛える、良い内容なので、もっと同業者に広めていこうと思います! そういう意味で、参加者を増やすための施策が出来ていないので、まさに「10回に1回の法則」にのっとり、まずは10の手数を本気で打ってみます。
【今日の習慣】
10回本気でやれば成功するものと信じて、10の手数を打ってみる。