今夏を振り返る
小学生になった息子が初めて経験する夏休み。その初日に義母が他界した。
夏休みの宿題もアサガオもほったらかしで、通夜葬儀の準備やその後の手続きに追われる日々がしばらく続き、仕事に復帰した頃には8月が差し迫っていた。
その後、お盆休みに少しばかり帰省したものの、夏風邪なのか息子は体調が優れず。
実家から戻った後は自分の体調がおかしくなり始める。最初は息子の風邪をもらったかなー、と思っていたが、あまりに治らない。
熱が出るわけではないが、頭痛を伴う倦怠感があり、呼吸がしにくい。コロナかと思い検査もしたが陰性。
ロキソニンを飲みながら、なんとか日々の仕事と家事をこなす日々が続き、気づけば8月も後半になっていた。
2学期の支度を始めた矢先、息子が発熱。
病院に行くもただの風邪と言われ、薬もなくただ安静にして数日過ごす。
息子の熱は朝低く、昼前から微熱となり夜まで続く。翌朝はまた熱が下がる。食欲もあり、元気に見えるが本人はしんどいと言う。
5日ほど同じ症状のまま改善がなく、再び病院へ。すでにその日は2学期の始業式であった。アデノウイルスだから、もうすぐ熱がストンと下がると言われるも同じ症状がまだ続く。
義母の四十九日を目前に控え、3度目の小児科へ。ここでようやく抗生物質をもらい息子完治。
四十九日の最中も私の体調は芳しくなく、咳が酷い。もう何週間も調子が悪い。
体調不良になると精神も徐々に蝕まれていく。
仕事や家事をこなせないことに対する申し訳なさと諦め。
老いからくる不調なのかという、40代特有の不安。
普段好きなことでさえやる気が出ず、ただ時間だけが過ぎていくことへの焦り。
いまだに咳は続いているが、この文を書こうと思うくらいには回復してきている。
ようやく自分ための病院に行く時間を作ることもできた。いま待合室にいる。
スカッと元気になりたい。
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