無意識を味方につける『ゴール設定』
無意識の力って、本当に凄いです。
きっと皆さんが思うより、ずっと凄いのが無意識です。
例えば、無意識は意識の2万倍以上のパワーがあると言われています。
この意見が事実かはさておくとして……なんだか、少し胡散臭いなぁ、と思いませんか?
ちょっとスピリチュアリズム入ってない?
そう思う人は、勿論いると思います。
しかし、こう考えてみたらどうでしょう?
1)無意識の力
無意識が働かなくなれば、私たちは即座に死にます。
何故なら、心臓は無意識によって動かされているからです。
誰も心臓を常に、意識的に動かしていたりはしませんよね?
心臓だけではありません。
臓器の働きだったり、外界の反応だったり、身体の何もかもが、無意識によって運用されています。
無意識が四六時中休まず働いてくれるから、私たちは今も生きることができます。
更に言えば、マルチタスクなんて目じゃないくらい、無意識は数え切れないほどの働きを並列的に行ってくれるのです。
そう考えると、無意識って凄いなぁ、と思いませんか?
そんな無意識は、たとえどんな人間でも見捨てず、味方してくれます。
私たちが今を生きていることは、無意識が味方してくれることの証明です。
2)無意識に休みはない
成功する人と失敗する人の一番の違いとは、無意識を意識的に味方にしているか否かです。
無意識を自分の夢を叶える為に利用できた者が、夢を叶えることができます。
これは、絶対です。
例えば、もし無意識に「私が歌手になるためにどうすれば良いのか教えろ」と命令することができれば、無意識はその問いに答える為に、四六時中休まず答えを計算し続けてくれます。
そうして出た答えは、ただ頭を捻ってウンウンと呟くよりも、ずっと有意義なものでしょう。
「そんなことが本当にできるの?」と思う人はいるかもしれません。
しかし、皆さんもそういう経験をしたことは必ずあると思います。
例えば、どうすれば解決できるか分からないで、ずっと頭を捻って考え続けていた問題がありました。
しかしある日、解くことを諦めてのんびりお風呂に浸かっていたら、突如その問題の解き方が閃いてしまった。
そんな経験をしたことは、誰にでもあると思います。
これは、意識が諦めてしまっても、無意識が、ずっとその問題を計算し続けてくれたが故に、起こる自然な現象です。
意識でずっとその問題を解こうと苦心したからこそ、無意識は「この問題を解くことはこんなに重要なことなんだ」と気づき、計算を回してくれます。
無意識にオンオフのスイッチはありません。
一度、問題を提示することができれば、無意識はまるで壊れたダンプカーのように答えを求め続けてくれます。
だから、必ず答えを導き出してくれるのです。
3)無意識を味方につける『ゴール設定』
海外の科学者も、この法則を有効的に扱っています。
例えば、サバティカル期間というものがあります。
長期的に勤務した大学の教授や教員に与えられる、最短でも一ヶ月、最長で一年にも及ぶ長期休暇のことです。
サバティカル期間とは、決してただの長期休暇でありません。
無意識に問題を解かせる為の期間なのです。
研究者をリラックスさせて無意識を活性化させる。その為に、サバティカル期間と呼ばれる長期間の休暇があります。
そして、無意識は何も、科学者が研究成果を完成させる為だけの機能ではありません。
あなたにも叶えたい夢や、理想の世界はあるでしょう。
ならば、それを叶える為の道を、無意識に計算させれば良いのです。
それだけで、何の努力も必要とせず、夢は叶います。
それを実現させる為の『ゴール設定』です。
夢を叶える為に必要なのは、このゴール設定のみです。
何の才能も必要ありません。
「サッカー選手になりたい! でも俺にサッカーの才能は無いんだよなぁ……」と悲観する必要は何処にもないのです。
全てはゴール設定で、それさえ上手くいけば、他に何もいりません。
それほど重要なのがゴール設定です。
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