行動できない理由
人生をより良く生きる為には、ゴール設定が必要不可欠です。
何がしたいのか?
何が欲しいのか?
この人生で、自分は何を成したいのか?
ゴール設定なき人生に、真の喜びは存在しません。
1)ゴールを持たない人間
ゴールとは、仕事は勿論のこと、人間関係、例えば家族だったり、友人だったり、恋人だったり。
はたまた趣味のゴールもあったりして。
人生のあらゆる分野にゴール設定は必要です。
意識的にゴールを設定しない人の人生は、なんだか味気ないです。
何故なら、私たちがゴールを設定しない限り、本能とも言うべきソレは、自身の安全しか求めようとしないからです。
つまり、命があって、子孫を残せればそれで良いや、とそんな味気ない人生しか送ることができなくなるのです。
辛口に言えば、いてもいなくても、あまり関係ない人間です。
そういう人間になりたい人は、多分いないと思います。
でも、多くの人がそういう毒にも薬にもならない人間になってしまうのは、ゴールを設定していないからなのです。
2)スターと呼ばれる人間
そもそも私たちの性能は、個人個人であまり差はありません。
例えば、あなたが憧れる俳優や、スポーツ選手、アーティストなども、一度別の分野に挑戦すると、途端にただの凡人に様変わりです。
別に、超能力とか、先天的に覆すことのできない性能なんて存在しませんし、どんなスターも結局はただの人です。
しかし、それでも彼らが圧倒的に結果を出すことができるのは、自身が設定したゴールにひたむきに忠実だったからです。
ゴールを達成するためにはどんな努力も惜しまない、ゴール達成にしか興味がないゴール人間。
それが、所謂スターであり、天才です。
要は、ゴール設定がメチャクチャ上手なのです。
歌でも、絵でも、それ以外でも、たとえどんな分野であろうとも、成功するには地道な努力は欠かせません。
その地道な努力をどれだけ貫けたかが、成功するか否かの分かれ道と言っても良いでしょう。
多くの凡人と呼ばれる人達は、その地道な努力を貫くことはできません。
しかし、それは彼らの意思が弱かった訳でも、根性が足りなかった訳でも……つまり心の問題ではないのです。
努力を貫けないのは、シンプルに身体の問題です。
そして、それはゴール設定が下手だったというだけなんです。
3)行動できない理由
ゴール設定とは、理想の未来をイメージすることです。
例えば、野球選手なら「ホームランを打って称賛される自分」をイメージするということ。
これが上手な人は、イメージが楽しくて仕方がないはずです。
嬉しいし、誇らしいし、楽しい。
そういう気持ちになるはずです。
すると、ドーパミンが放出されます。
ドーパミンとは別名行動ホルモンとも呼ばれていて、私たちの行動を誘発してくれます。
例えば、一度お菓子を食べる想像をすると、お菓子が食べたくて食べたくて仕方がなくなるはずです。
これがドーパミンの働きです。
行動できないのは、継続できないのは、シンプルにドーパミンが出ないことが問題で、別に心が弱いとか、そんなの関係ないのです。
ゴール設定が楽しくなると、ドーパミンが出るので、ゴールの世界に行くために身体が勝手に行動してくれます。
だから、ゴール設定が上手だと、活力が湧いてくるし、魅力的な人間になれます。
ゴールのために精力的に動く人が、魅力的でないはずがないので。
4)終わりに
とにかく私が伝えたいことは、「ゴールってすごく重要なんですよ」ということです。
ゴール設定とは、つまり自分にとっての理想の人生をイメージすることだけなので、決して難しいものではないはずです。
これを機会に、少しゴールについて考えてみるのは、いかがでしょう。
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