人間らしい生と死とは
今日は鳥取県の智頭町という所に新しくできた「いのちね」という団体さんが運営される産前産後ケアの拠点を訪ねてきました。
古民家を改修して、計3世帯くらいが宿泊可能な拠点として今年の12月頃から本格的に運用が行われるそうです。食や地域との関わり、空間としての温かさにこだわっておられるようで、智頭町にある自然のパワーをそのまま感じることのできるような場でした。
ここで「いのちね」さんは、自然分娩を中心とした出産ケアをはじめ、地域住民の方との交流や将来的には看取りまで手掛けられることを構想されているそうです。
自宅での出産や看取りといったことは、かつての日本では当たり前に行われていたそうですが、今ではどの地域でもほとんど見かけることがなくなりました。生と死に関わる事柄は、今では多くがシステマチックなものとなり、家族や地域の人がそこに関与する機会というものは極めて少なくなってきていると思います。
人間らしい生と死とは何なのか、改めて深く考えさせられた一日でした。
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