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泊まり勤務の「残業」はちょっと違う話
同じ残業でも画像の通り目がシャキッとキビキビやれてると違うんだろな~
それくらいで働ける時間内ならいくらでもバッチコーイ!
てことで本題。
私の残業は月50時間ちょっと、年間450時間ほどが最高記録です。
ちなみに平均で言えば30~40時間くらい。今はそこまででもないです。
これを見て多いと思いましたか?または少ないと思いましたか?
「は?この程度でブラックとか言ってんの?ww」
「それでブラックならうちなんか地獄やん」
そんな声が聞こえてきそうですが、駅員でいうこの時間…駅員さんだけに限らず泊まり勤務の方で言えば多いほうだと思います。今巷で有名な京急さんはこれでも鼻で笑われるくらいには多いようなのでもう....可能なら逃げましょう、マシなところはいっぱいあるからさ....
まあその現状から抜け出すってのがその残業以上にキツいんすよねえ....
日勤でいう残業40時間
完全週休2日とすると、月労働日数はだいたい22日。
40を22で割ると約2時間ほど。
9:00~17:00が定時なら、毎勤務19:00まで働いていると残業40時間以上になります。確かにこれくらいなら少ない、と思わせてしまうのは仕方ないと思います。自分でもこんなもんかと思ってしまいます。
....本当に少ないってことでいいですか?
感覚が鈍っているのでもはや多いんだか少ないんだか....自分はもう末期なのでよくわかりませんので皆様に委ねることにします。
泊まり勤務でいう残業40時間
こちらも同じく完全週休2日とするなら、22日。
泊まり勤務なら2で割って11勤務となります。
ただ、泊まり勤務にとってはこれが定時なのでこれだけこなしても当然残業にはなりません。
深夜労働分はまた別の括りなのでノーカウント。
9:00~17:00なら実働7時間ですから、6日間は翌日の勤務明けからそのまま夕方まで日勤をこなさなければならない。
ま・た・は
休日を犠牲にするパターンなら2勤務ほどを余分に働かなければなりません。
11勤務中の6勤務は24時間労働終わりでそのまま日勤しなければならない。かたや、休日を犠牲にすると定時だけの流れで済みますが、2勤務は休日出勤しなければならないことを考えると休日は半分になるし、職場の拘束時間で考えると日勤の方々を失神させるくらいの時間を職場で過ごしていた自信があります。威張れた話じゃないですが。
数字で判断してはならない
どうですか、この差。
人を見た目で判断してはいけないけど、結局判断しがちだし、されがち…そんな感じで残業時間を数字だけで判断してしまうと、泊まり勤務で回している業界では痛い目を見てしまいます。
こんなに差があっても、泊まり勤務は日勤の方と生活サイクルが異なりますし、なんだかんだ日勤の方々のほうが絶大なシェアなのでなかなか泊まり勤務の勤務スタイルが理解されないって話をよく聞きます。
実家暮らしの頃はこんだけ休めてないのに、両親は日勤なので昼寝しすぎてても、休日の朝寝すぎてても強制的に起こされたもんです....理解されないのはなかなかにツラいもんです。
寝すぎだから寝れないよ!なんて言われて叩き起こされたもんですが…夜勤明けとか泊まり明けとかいくらでも寝てやろうと思えば無限に寝れるんですよね~
この泊まり勤務に代表されるような特殊な勤務形態で働かれている方々は、休まずに運営していかなければならない=無くてはならない仕事に就かれている方が多い印象です。
周囲に理解されなくても、これだけ差があるってことをとりあえずこの差だけでもわかってあげてほしいです。
かくいう自分も泊まり勤務の世界から卒業してしまうので、これからは泊まり勤務に身を捧げている方々を心の中で応援していきたいと思います。
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