給水塔百景 (東北ツアー後編 岩手県宮古市-下閉伊郡-宮城県宮城郡)
朝、モーニング。
空いてる。
地元食材を使ったバイキング形式。
美味しい。
8時くらいに盛岡出発。
山田線川内駅。
ヤフーカーナビ、目的地が分からないと表示されるのでGoogleナビで出発。
山の中を走るローカル線。
駅に到着して線路脇に古い給水塔、発見。
路線は廃線になってると思って線路脇に入ってしまったが、まだ現役の路線だった。
上りも下りも一日3本の時刻表。
数枚写真を撮って、山田線の茂一駅に向かって移動。
山道を40分位走ると茂一駅。
のどかな雰囲気の山間の駅。
駅から少し離れた場所に給水塔が見える。
こちらも年代モノな感じ。
近所の路地にある神社を回ると給水塔の正面にでた。
写真撮って近所の川で休憩。
コンビニでコーヒー買って浅内駅の跡地に向かう。
旧岩泉線の浅内駅までは山奥に入った道のり。
綺麗な渓流沿いの林道で釣行で来ている人も多い。
廃線となった岩泉線の路線。
線路が分断されている。
スポメニック風にも見える廃墟感。
浅内駅はホームも線路も草木が覆い始めている。
駅舎は農耕機用の倉庫になっている。
駆け込み乗車は危険と書かれたステッカーが貼られていて昔は賑わった駅であった面影も。
駅前には古い日通の建物もあり、貨物の取り扱いがあった様子。
次は太平洋側にでて宮城県松島にある初原浄水場へ。
浅内駅からかなり移動距離があり、どこかで昼ご飯を食べたい。
お腹空いたと思ったところで、山間にある道の駅を発見。
道の駅の食堂は混雑しているが、いくつか露店が出ている。
ウニ飯が破格の値段。
コロッケとウニ飯でランチ。
美味しい、しっかりとウニがあり風味もある。
コロッケは普通にコロッケだった。
三陸自動車道へでて左手に太平洋を見ながらひたすら南下。
250キロくらいひたすら南下。
三陸自動車道にはサービスエリアがない。
無料で高速(正確には高速ではないが)に乗れるのは便利だがひたすら対面通行で250キロは運転が退屈になる。
一度高速を降りて脇道から海へ向かって一休み。
碁石海岸というところに着いた。
三陸らしいリアス式海岸で綺麗な海と景色。
運転が長く続いたので、景色を眺めるだけでも目が休まる。
また、運転に戻り初原浄水場を目指す。
偶然ながら前回初原浄水場にきたのも5月5日、今日と同じ日付だった。
前回は逆光の給水塔しか撮れなかったので、今回は周囲を歩いて順光で全体が見えるように撮影。
綺麗に撮れた。
変わった形の給水塔。
給水塔の形は個性あふれる。
運転が長くなり疲れたが、本日最後にグランディ21、宮城県総合運動場へ向かう。
大きな運動場、様々な設備が整っている。
給水塔の場所が地図に記載されているので、近くの駐車場へ。
給水塔はかなり凝ったデザイン。
丸みをつけた鉄カゴを被せたキヌガサダケのような給水塔。
東北給水塔ツアーで今回予定したスケジュールは全部オンスケで終了。
仙台で最後の夜。
コインパーキングへクルマを止めてホテルへ。
部屋は充分な広さもあり清潔感ある。
少し休んで飲みに行く。
駅前の小さな居酒屋さんに入る。
宮城や東北のお酒を中心に利き酒セットがある。
店主が細かく好みを聞いてくるので、甘めで香りのある酒をお願いすると、ばっちりなお酒が出てきた。
駅前の居酒屋さんなので接客とか考えていなかったが、あれこれと話しかけてくれる。
隣の席で飲んでたおばさんも声を掛けてくる。
こういう街は楽しい。
店主が日本酒好きにおすすめのお店を教えてくれた。
15分くらい歩いた飲み屋街、周囲はスナックやキャバクラ風な店も多い繁華街。
教えてもらったお店はきれいな小料理屋さんという感じ、日本酒のリストを見ると色々ある。
つまみも酒飲みにぴったりな感じ。
白魚の塩辛にかつをのたたきを頂く。
白魚で塩辛って初めて。
酒は乾坤一、辛めだけどスッキリしていて味も香りもあって美味しい。
女将さんの愛想もよく、つまみも美味しくいいお店。
また来たい。
日本酒から洋酒に替えてバーに行って、数軒飲み歩く。
最後にカウンター席のみのバー。
マイナーなカクテルだが、ラストワードを最後にお願いする。
とてもいいバー、もう一度行きたい。
仙台の夜は楽しかった。
飲み過ぎた。
ホテル帰って寝る。
翌日、二日酔いに耐えながら東京まで運転して帰る。
無事に帰宅してまた飲み始める。
2022年5月