![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/35720287/rectangle_large_type_2_fec16f7f86b1e7e1b12376b2fdee1483.jpg?width=1200)
給水塔百景(和歌山県和歌山市-海南市-兵庫県神戸市-香川県坂出市-多度津‐愛媛県西条市)
西日本の給水塔を中心に巡る旅。
年末年始の長期休暇を利用して、クルマでゴーウェスト3日目。
和歌山出発。
和歌山市で朝を迎える、西日本給水塔の旅3日目。
文化遺産としても登録されている旧松井家別邸の給水塔へ。
市街地の中にあるレンガ造りの給水塔、現在は飲食店として利用されているのだが、訪問が朝の7時だったため、まだお店は営業前。
前日、夜で雨が強く写真が撮れなかった海南市にある配水塔へ。
曇り空だったが、写真がとれてよかった。
四国へ向けて移動
和歌山から四国に向かうのに高速に乗って移動開始。
途中、紀ノ川サービスエリアで給水塔を発見、給水塔のタンク部分に上がミカン、下が魚の絵が描かれている。
名産品を無理に合体させなくてもよかろうに。
大阪方面に向かうが、今回は大阪はどこも寄らずに神戸へ。
神戸では、花山東団地の給水塔に。
ナビがあまりあてにならず、給水塔を目視で確認しながら運転するも、なかなか辿り着けない。
花山東団地の向かいにある丘の上に到着、遠くからでも給水塔がよく見える。
名物の斜行エレベータは使わずにクルマで団地へ。
途中、団地のそばに学校があり学校校舎の近くにも給水塔があったが、先に長い登り坂の上にある住棟へ向かう。
駅からの高低差が大きいので斜行エレベータはとても役にたつと思う。
坂道を登り切ったところでボックス型の給水塔。
最上部には花山東の文字が入っている。
帰りに坂を下り、学校そばにある給水塔を眺めて、四国に向けて再出発。
明石海峡を渡り四国へ
四国に自分のクルマで来るのは初めて。
明石海峡大橋、長い。
さすが世界最長のつり橋。
橋の上から見る海の景色はとてもきれいで、スピードを出さずに景色を楽しみながらの運転。
淡路島には寄らずに、香川の府中湖のSAへ。
ここでは、大きな行灯型の給水塔。
最初、給水塔とわからずSAに設置されている街灯かと思っていたがどうも給水塔の様子。
多度津駅へ
この旅の目的の一つ、多度津駅の給水塔へ。
駅にある給水塔の中では、とても人気の高い多度津駅へ。
二つある給水塔のうちの一つと跨線橋はこの後解体された様子。
レンガ造りの給水塔は現在も残っている。
レンガ造りの給水塔にはゴミを捨てないでくださいとの張り紙があるが、ごみの集積場所として使われていた。
臭くて近づけない。
給水塔としての利用用途はないのだろうが、給水塔ファン的にはもう少し大事にしてほしい。
多度津駅にある食堂はランチの時間が終わり、夕方まで休憩の様子。
駅にあるパン屋さんでコッペパンで昼食。
伊予西条駅へ。
伊予西条駅は多度津駅と同様に古いレンガ造りの給水塔。
駅前は開発されている様子で古さを感じない外観でロータリーがある。
駅のそばにクルマを止めて給水塔を探して、徒歩で歩き回る。
駅員さんに聞いて給水塔の場所を教えてもらうが、なかなかそばまで近寄れない様子。
東京ナンバーで珍車のためか、近所の年配の方から「これあなたのクルマ?」と話掛けられ、「このクルマで東京から来たの?」と興味を持たれて色々会話、ご年配の方は若い頃はクルマ好きだったとのこと。
「伊予西条の給水塔が見たくて東京からクルマで来ました。」と回答、当時はコロナ流行前なので、地方へ東京ナンバーで行くことに抵抗はなかった。
給水塔はそこの路地から近くまで歩いて行けるよ、と教えてくれて途中舗装されてないぬかるんだ泥道もあったが、おかげで給水塔の近くまで行けてレンガ造りのレトロな給水塔をそばで見ることができた。
「何年か前にも給水塔みたいって人が来て、案内したことあるんだよ。」と教えてくれた。
ここには鉄道博物館があるため、鉄ちゃん系の方は多く来るのだと思う。
鉄道博物館にはこの地元出身で有名な方が館長を務めていたらしく、元館長は英語ペラペラで海外でも活躍していた人なんだよ。と地元の話を色々と教えてくれた。
伊予西条で色々と教えてくれたおじいちゃんに手を振って、今日の宿泊地の松山市へ向けて移動。
ホテルでお風呂に入ってから、松山市内で飲み歩き。
色々と地元の日本酒を飲ませてくれる店で、酔っぱらってホテルに戻って、ミカンを食べて寝る。
ミカン、見た目は悪いが甘くておいしい。
2019年12月