給水塔百景 (イングランド ロンドン クロアチア-イングランドツアー)
ロンドン初夜
飲み過ぎて知らないうちに寝てた。
1時過ぎまで部屋でワイン飲んでたはず。
朝食ビュッフェ。
美味しい。
テムズ川の給水塔に行く。
地下鉄で数駅。
最近作られた様子で、まだ新しい。
半透明な塔。
取水塔だろうか。
カフェで休憩、コーヒーを飲んで給水塔見学を終えて大英博物館へ。
大英博物館は多くの人が来ている。
全部は見切れない、入場無料でこんな展示物が見れるのは素晴らしい。
色々見て回る。
ソマリアで発掘されたもの。
エジプトで発掘されたもの。
ローマ遺跡で発掘されたもの。
テーマ別にもエキシビジョンがあり、
時計の歴史やお金の歴史。
時間とお金が単位化され、可視化されて人間の進化も価値も変わった。
レジがありながら、ソロバンがないことには手落ち感を感じた。
そろばん博物館
人混みの中を歩き回って疲れた。
お昼ご飯を食べてユーストンの駅まで散歩。
ホテルから1キロ位、便利な位置。
駅は大きなターミナル駅。
頭痛がしてきたのでホテルへ戻って昼寝。
ホテルで競馬中継を見て過ごす。
イギリスの競馬はかなり独特な雰囲気。
イギリスの競馬客は仮装行列じみた服装。
東スポ(イギリスだとThe Sunか?)片手にという雰囲気ではない。
夕方、The garage へMAGMA ライブ観に行く。
地下鉄駅前のアクセスいいライブハウス。
1時間前で数名並んでる。
海外で活躍する日本のバンド、MELT BANANAもこちらで先ごろライブやってた様子。
寒い氷雨が降る中なので、お茶でも飲んでようかと思うがいい店がない。
ライブハウスの隣の店に入ろうと覗くとMAGMAのステラさんがお茶飲んでる。
うろうろしているとスーパーで万引き現行犯が警備員に捕まって必死に抵抗している。
万引きしたものを詰めた買い物バッグを警備員からひったくり逃げ出す。
警備員は応援を呼ぶが犯人を追いかけはしない。
周囲の人やスーパーの客は何も見ていないふりか、関心がないのか放置して揉め事に眼を向けない。
応援の警備員が来たが犯人は走って逃げた。
応援の人達の会話は、これで済んだならマシだったね。と慰めか諦めらしい言葉だけ聞き取れた。
抵抗した犯人の顔の形相は本能的な怒りと野生味があった。
時間通りに開場される。
前座にUtopia Strong というバンド。
トリオだけど多種類の楽器と空間系エフェクターを使い倒してアンビエントな音楽。
時間通り45分でステージを終える。
外は気温が低くて会場内はエアコン。
寒い。
扁桃腺の痛みが悪化しそう。
寒さしのぎで前座バンドのTシャツをやむなく買った。
20ポンド。
Tシャツ1枚にしては高いけど体調崩したらもっと金がかかる。
Tシャツ重ね着して寒さを凌ぐ。
いよいよMAGMA。
押すことなく時間通り開始。
1 Walomendem warrei
2 K.A. part 1
3 Untitled ("Stevie Vander")
4 Ballade Bossa
5 Irena Baladina
6 Mekanik destruktiw kommandoh
7 The Night We Died
知らない曲が多かった。
途中ステラのMCが入り、最初の曲は新作から持ってきた曲。
新メンバー紹介。
CDやTシャツの物販を今回ツアーでは行わない。
是非、サイトから買ってくれと言っている。
1979年のロンドンライブがなんとかと言っているがよくわからない。
イギリス人は演奏中もドリンク買いにうろうろ。
アースの問題か何度もノイズが混ざり音もいまいち。
MAGMAらしい偏執的エキセントリックな大音量に包まれたかったが、ちと迫力に欠けた。
アンコール含めて7曲、2時間くらい。
立ち見で2時間は辛いと感じるようになってきた。
氷雨が降り寒いのですぐにホテルに戻る。
2022年6月