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給水塔百景 (東海ツアー 後編 愛知県名古屋市)

4時頃に起きてベッドの中でゴロゴロ。
朝食の時間を待つ。
安くて快適なビジネスホテル、朝ご飯付き。
朝食はビュッフェスタイルで和洋に合わせてきしめんなど名古屋系などかなり充実している。
8時頃ホテルを出て、最初に向かうはアクテノン。

朝日を浴びる黒猫

東山線に乗って中村公園駅から歩いて10分程度。
現在演劇演習場として活用されている元配水塔。
船橋市の行田にある船橋高架水槽と並んで神殿風。

神殿風

広い公園で自然があり、中も入れる。
配水塔がこのような形で再利用されるのは嬉しい、日本では数少ない再利用例。
耐震基準などの課題もあったのかと想像する。

水戸の低区配水塔とも似た美しさ

中村公園駅へ戻り戸田荘行きのバスに乗って、戸田荘の給水塔。
バス停よりに県営戸田荘があり、奥に市営がある。
県営戸田荘は外壁が凝っている

県営戸田壮、外国の団地を思い出す。

市営には給水塔がある。
給水塔は名古屋に多い紅白柄。
名古屋には紅白柄の給水塔がいくつかあって、航空法に抵触しない高さなのに敢えて紅白にするのは地域の特色なのか。

晴天に戸田壮の給水塔

歩いて春田駅までぶらぶら歩く。
電車が1時間に2本しかないのでホームで座って待つ。
日差しが暖かいのでそれほど苦にならない。

農業センターを目指して電車を何本か乗り継いで移動。
一時間位掛けて、地下鉄平針駅へ。
平針から農業センターに15分くらい歩いて到着。
お腹が空いたので、キッチンカーでお弁当を買って公園内で食事。
キッチンカーは名古屋コーチン弁当、600円。
安くて美味しい。

農業センターに到着

作りたてで温かいのが嬉しい。
鶏飯&手羽先

名古屋コーチン


温かくて美味しかった。

梅しだれを眺めながら給水塔がある小さな丘を登る。
蔦に囲まれた古い給水塔。
青空に映える。

蔦と塔はよく似合う

梅が咲いた時期にまた来たいと思うが、梅だと2月には開花するので再訪するにはちと早い気もするし、花見の人混みは嫌だ。

時間は13時。
15時の新幹線にはまだ時間がある。
昨日岐阜から名古屋に行く途中で見かけたニッケの給水塔を観に行きたい。
ニッケの給水塔は以前兵庫の加古川に観に行ったが、尾張一宮にもあるのが電車から見えた。
平針の駅から環状線、名鉄と乗り継いで一宮に着いたころには14時過ぎ。
急いで見学しないと帰りの新幹線に間に合わないので、駅からすぐにタクシーに乗ってニッケの工場までと伝えると、「お休みの日に仕事ですか?」
タクシーの運転手さんに話掛けられ、「東京から遊びに来たんです。」と回答。
趣味とはいえ、給水塔を観に来ましたと言っても一言で理解してもらうのは難しいので、細かい事は言わない。

運転手さんとオミクロンはやってますねーと世間話しながら工場へ到着。

ニッケ

タクシー降りて、線路沿いに移動して写真を数枚撮って帰路へ。

ニッケの給水塔、加古川にも個性的なニッケの給水塔がある

工場から尾張一宮はタクシーで5分程度だったが帰りは徒歩で20分くらいかかりそう。
流しのタクシーはあまり無い地域だが、偶然通り掛かった空車を見つけ帰りも一宮駅までタクシー。
趣味とは言え移動に使う散財も大きい。

移動中に気になった雀荘コーラン。
イスラム圏ではバックギャモンが主流だと思うが

名古屋には多少余裕を持って到着。
駅弁屋さんへ行って味噌カツ弁当を買って新幹線に乗車。
指定席は半分くらいの埋まり方。

味噌ヒレカツ重


食べ応え十分、1053キロカロリー

帰り、あっという間に静岡を過ぎていく。
この時間にクルマで名古屋から帰ると想像したら、東名の渋滞が恐ろしい。
新幹線は早くて便利、高速代に油代考えたらクルマよりはるかに安い。

朝から歩き回ったためか疲れてまっすぐ家に帰って菊水飲んで寝る。
菊水3本。
飲みすぎた。

2022年1月

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