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外壁塗装工事の完了検査でチェックすべきポイントは?

こんにちは!ReWALL(リウォール)チームです。

外壁塗装の工事が完了したら、一般的な業者は完了検査を実施してくれます。この検査によって、お施主さまは塗装工事の仕上がりを確認できます。

一方、完了検査を実施してくれない業者は、工事に責任を持たない業者かもしれません。ですから、契約前に、完了検査の有無を確認しておくことも大切です。

さっそく、完了検査のチェック項目をご紹介しましょう。「どんなところを確認すればいいの?」とご不安な方は、ぜひ本稿を参考にしてください。


契約内容と相違がないか

まずは、契約内容どおりに施工がおこなわれたかチェックすることから始めましょう。

色とツヤ

塗装は、指定した色やツヤになっているでしょうか?色見本やツヤ見本があるならそれを持って、外壁をさまざまな角度からチェックしてみましょう。

使用塗料

塗料の種類は、塗膜の耐久性を左右します。契約どおりの種類の塗料が使われているか、確認しましょう。使用した塗料缶のラベルの写真、または実物を見せてもらうといいでしょう。

保証内容の確認

保証は、塗装後の安心材料として大切なポイントです。保証の範囲や期間、リフォーム瑕疵保険の適用内容などが、事前に聞いていたとおりか確認しておきましょう。

塗装の仕上がりの確認

塗装の仕上がり確認では、塗り残しや色ムラがないかを重点的に見ましょう。パッと見えにくい場所は手抜きが起きやすいので要チェックです。

塗り残し

プロの仕事といっても人間の作業ですから、塗り残しが発生することもあり得ます。室外機やガスメーターの裏など、塗り残しが出やすいポイントを中心に確認しましょう。

色ムラ

色ムラは、建物全体の印象に直結します。日光が当たる明るい時間に、さまざまな角度から外壁を見てみると、ムラがあるかどうか分かりやすいでしょう。

劣化箇所の補修

ひび割れや劣化箇所の補修も重要です。きちんと実施されているか、確認しましょう。これらの箇所が補修されていない場合は、雨漏り等に発展するリスクがあります。

付帯部分の仕上がり

雨樋や軒天なども、しっかり確認しておきましょう。外壁が美しく仕上がっているのに付帯部分がいい加減、あるいは古いままだと、非常に目立ちます。

汚れや傷の確認

塗装中にできた汚れや傷も、しっかり確認しておきましょう。外壁や屋根だけでなく、建物周辺もチェックすることが大切です。

塗料の飛散

外壁以外に塗料が飛んでいないか、確認しましょう。サッシや窓枠などは、塗料の飛散が発生しやすいでしょう。カーポートや自転車置き場なども、要注意です。

足場による傷

足場の設置や解体作業により、外壁等に傷がついていないかも確認しましょう。目立つ傷がないか、建物の美しさを損ねるものがないかをチェックしましょう。

設備の汚れや傷

エアコンの配管や給湯器、エントランス周りも汚れや傷がないかチェックしてみましょう。施工中にできた汚れや傷は、完了検査の場で業者に確認してもらうことが大切です。

復旧確認

外壁塗装にあわせて、コーキングの補修や養生材の取り外し、配管カバーの復旧が適切におこなわれているかも見逃さないようにしましょう。

コーキングの打ち直し

コーキングは外壁塗装と同じくらい、雨風を防ぐために重要です。新しいコーキングに隙間がないか、しっかり充填されているか、チェックしてください。

養生材の取り外し

養生材の回収忘れも、あり得ます。特に窓枠や雨樋の取り付け部分は、養生材が取り残されやすいので注意してください。

配線や配管カバーの復旧

配線やエアコンの配管カバーなど、外壁塗装時に取り外したものがきちんと元どおりになっているか、破損していないかも見逃さずに確認しましょう。

完了検査をスムーズに進めるためのポイント

最後に、完了検査をスムーズに進めるためのポイントをご紹介します。

積極的に参加する

完了検査には積極的に参加し、疑問があればその場で質問しましょう。理解が深まるだけでなく、分からないことを解決することで不安が解消されます。

ときどき工事現場を視察する

工事中に、たまに現場を視察してみるのもよいでしょう。よい意味で、職人の緊張感が高まります。万が一、不備を発見したら、その場で現場責任者に連絡しておきましょう。

足場解体前に検査する

外壁の完了検査は、足場があるうちに確認しておくのがベストです。高所の手直しは、足場がないと修正が難しいため、必ず足場の解体前にチェックしましょう。

チェックリストを作成しておく

あらかじめ確認ポイントをリスト化しておくと、完了検査時に見落としがなくなり、確認がスムーズに進みます。

疑問点はすぐにその場で質問する

疑問がある場合は、迷わずその場で質問しましょう。遠慮は要りません。あとになればなるほど、聞きづらくなりますので、不安はその場で解消することが大切です。

気になるところは撮影しておく

気になる箇所は写真に収めておくと、あとで確認する際に役立ちます。写真を撮っておくことで、施工の記録が残り、今後の維持管理にも役立つでしょう。

工事代金の支払いは修正後

不備が見つかった場合には、修正が完了してから工事代金を支払うようにするとよいでしょう。まれに、代金を支払ったあと急に消極的になる業者がいます。

まとめ:完了検査のチェックポイントを押さえておこう

外壁塗装の完了検査のチェックポイントを押さえておくと、完了検査をスムーズに進められます。確認漏れも、防げるでしょう。

施工後、何日もたってから不具合を発見した場合、施工中と施工後のどちらで発生したのか確認するのが難しくなります。トラブル防止のためにも、しっかり完了検査を実施してください。

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