マンションで雨漏りが起こりやすい場所5選 - 重点的に点検を！

2024年9月17日 14:27

こんにちは！ReWALL（リウォール）チームです。

雨漏りは、放っておくと構造の劣化を招き、修理費用を増大させます。賃貸マンションの場合は、入居者からのクレームにもつながるでしょう。

じつは、雨漏りが発生しやすい場所はおおよそ決まっており、重点的なチェックや早めの対策を実施することで、未然に防げる可能性が高まります。

本稿では、マンションで雨漏りが起こりやすい場所と、具体的な対策をご紹介します。メンテナンスのヒントにしてください。

覚えておきたい！雨漏りが発生しやすい場所5選

さっそく、雨漏りが発生しやすい場所を5つご紹介します。

屋根の板金、とりわけ棟の板金やケラバの板金は、風雨や紫外線によるダメージを強く受けます。これらの板金が劣化すると、雨水が屋内に侵入しやすくなります。

サビや釘の浮きも雨漏りの原因となるため、注意が必要です。屋根の板金は地上から確認しづらいため、不具合が見逃されやすいです。定期的に専門家を呼んで、点検してもらうとよいでしょう。

屋根にトップライトが付いているマンションは、要注意です。トップライトの自然光は魅力的ですが、その裏には大きな雨漏りリスクが潜んでいます。

とくに、シーリング材の劣化やビスの緩みは要注意です。どちらも雨漏りの原因になりやすく、放置すると大雨のたびに水が侵入してしまう可能性があります。

外壁に小さなヒビ割れがあっても「大丈夫」と思っていませんか？じつは、その小さなヒビから雨水が侵入し、壁の内部にまでダメージを与えているかもしれません。

シーリング材の劣化にも、ご注意ください。ヒビ割れたり剥がれたりしていると、そこから雨水が建物内に浸入して、腐食やシロアリの発生を招くことがあります。

バルコニーや屋上の防水層も、風雨や紫外線のダメージを受けやすいです。劣化は避けられず、ヒビ割れや剥がれが発生するケースがあります。

防水層が破れると、多くの雨水が建物内に浸透し、内部の構造に深刻なダメージを与えかねません。また、排水溝の詰まりも、雨漏りの原因になることがあります。

パラペットや手すり壁の笠木は、一見すると雨漏りとは無関係に見えるかもしれません。実際には、とても雨漏りしやすい場所です。

笠木の劣化や釘・ボルトの緩みが原因で、そこから雨水が浸入します。雨水が浸入し続けると、内部の鉄筋がサビたり、構造全体に悪影響を及ぼすことがあります。

さて、どうすれば雨漏りを未然に防げるのでしょうか？

雨漏りを防止するには、日頃からの点検と適切なメンテナンスが大切です。建物を長持ちさせるためのポイントをご紹介しましょう。

雨漏りの痕跡が室内で確認できる頃には、すでに建物の外皮や構造に大きなダメージを与えている場合があります。ですから、定期的に点検を実施して、早期発見に努めることが大切です。

まずは、自分で点検してみましょう。雨漏りが発生しやすい場所を中心に、地上から目視で確認できる範囲でOKです。さらに、少なくとも10年に1度は専門業者による点検を実施しておくと安心です。

「小さなヒビなら放っておいても大丈夫」とお考えでしたら、ご注意ください。軽微な損傷でも、放置するとあとで大きな問題に発展してしまうのが《雨漏りの恐ろしさ》です。

不具合を見つけたとき、自分で簡単に修理できそうならチャレンジしてもいいでしょう。しかし、高所作業や技術が必要な作業は、無理をせず専門業者に任せていただくとよいでしょう。

雨漏りを防ぐには、予防保全が必要です。とくに屋根や外壁の塗装は、雨漏りを未然に防ぐ重要な役割を果たします。寿命を迎える前に塗り替えて、防水性を維持しましょう。

シーリングの打ち替えや、バルコニー等の防水層の塗り替え、雨樋の掃除も定期的におこないましょう。問題が起こる前に予防的に保全していると、将来の負担を大きく減らせます。

雨漏りは、発生しやすい場所と原因を把握して、予防保全をおこなうと未然に防ぎやすくなります。定期的に点検をおこない、不具合が生じる前に対処することで、将来の負担を減らせます。

雨漏りの痕跡を見つけたら、早めに対応しましょう。被害を最小限に抑えられます。雨漏りを放置すると、建物の構造体に深刻なダメージを与え、大規模修繕に発展する恐れがあります。

ReWALLでは、屋根塗装や外壁塗装に関する豊富な知識と技術を生かし、屋根や外壁の予防保全に関するさまざまなアドバイスを実施しております。

アパートやマンションの屋根塗装・外壁塗装のお困りごとは、ぜひReWALLにご相談ください。