雨樋の修理方法を解説!自分でDIYできる?
こんにちは!ReWALL(リウォール)チームです。
雨樋が壊れると、厄介ですよね。水漏れして、場合によっては外壁や建物の構造を腐食させてしまうことがあります。
ホームセンターやネットショップを見ると、さまざまな雨樋のパーツが売っています。それを買えば、自分で簡単に修理できるのでしょうか?
雨樋の修理は高所作業をともない、部品の加工や適切な設置が必要になります。ですから、基本的には業者に任せていただくほうが安心です。
本稿では、雨樋の修理方法を解説します。自分で修理しようか悩んでいる方は、ぜひ判断のヒントにしてください。
雨樋のよくある破損と破損原因
雨樋はゴミづまりや経年劣化、自然災害、施工不良などが原因で不具合を起こします。
たとえば、こんな状態が雨樋の不具合に該当します。
樋やエルボの割れや欠け
継ぎ手部分の外れや劣化
集水器のつまり
金具のサビや折れ
雨樋に不具合が発生すると、変形や水漏れ、排水不良、部材の脱落などにつながります。
雨水が適切な経路で排水されず、外壁や屋根、あるいは建物の周囲に水が溜まると、以下のようなトラブルに発展する恐れがあります。
カビやコケの発生
外壁の劣化
雨漏りのリスクが高まる
地面の侵食
近隣トラブル
一般的な雨樋の耐用年数は、20年程度と言われています。しかし、素材や設置環境によってかなり前後します。
ですから雨樋は、定期的な点検とメンテナンスが必要です。雨樋の不具合を早期に発見し、適切な対策を講じましょう。
雨樋の適切なメンテナンスは、建物の保護と長寿命化に寄与します。
雨樋修理に必要な部品・材料・道具
雨樋を修理する際、状態を確認して、適切な部材を準備する必要があります。
ただし、雨樋は非常に部材の種類が多いので、交換をともなう雨樋の修理は専門業者に任せていただくほうが安心です。
雨樋の部材の例をご紹介しましょう。
竪樋
軒樋
呼び樋
エルボ
継ぎ手
曲り
止まり
集水器
合わせマス
取り付け金具
また、修理内容に合わせて必要な道具も準備しなければなりません。使う道具の例もご紹介しておきましょう。
手袋
ヘルメット
電動ドライバー
ノコギリ
バール(釘抜き)
シーリング(コーキング)
補修テープ(アルミテープなど)
専用接着剤
脚立・はしご
足場板
足場(おもに2階以上の修理)
掃除道具(つまりを解消する場合)
部材や道具を買いそろえる手間と費用がモッタイナイと感じる方は、まず専門業者に見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか?
雨樋修理の手順
雨樋の修理方法をご紹介します。まず、軽微な不具合の場合は、応急処置として以下の方法で修理できる場合があります。
掃除
コーキング補修
アルミテープ補修
応急処置では一時しのぎにしかならない場合は、雨樋の交換が必要です。
交換は、以下の手順で進めていきます。
足場の設置
既存の雨樋や金具を外す
新しい金具と雨樋を取り付ける
最終確認後、足場を解体
このようにリストアップすると、わりと簡単なように感じるかもしれません。しかし、実際にはどの工程もかなりの手間を要します。
とりわけ「新しい金具と雨樋を取り付ける」工程は、専門的な技術が必要です。
雨樋修理は自分でDIYできる?
雨樋修理はDIYでできるのでしょうか?—— 基本的には、おすすめしません。理由は、以下のとおりです。
転落リスクがある
手間のかかる作業が必要
雨水を排水できなくなる恐れがある
慣れない高所作業は、非常に危険です。慣れた人でも転落リスクがありますので、安全に配慮しつつ、2人以上で実施するのが鉄則です。
また、穴開けやノコギリによる切断、部材同士の接着など手間のかかる作業が発生しますので、施工慣れしていない方にはおすすめできません。
自然に雨水が流れるように配慮することも必要です。ちゃんとした勾配(傾斜角度)にしないと、スムーズに雨水を排水できなくなります。
まとめ:雨樋の不具合は放置厳禁!早めに修理を
雨樋の不具合は、放置厳禁です。水漏れだけでなく、外壁の劣化や雨漏りに発展する恐れがあります。不具合を発見したら、早めに修理してください。
DIYで雨樋を修理するなら、低い場所の軽微な補修に限定することをおすすめします。高所の作業や樋の交換をともなう修理は、業者に依頼するのがベストです。
ReWALLでは、長年培った《屋根や外壁の修繕に関する知識と専門技術》を生かし、塗装・防水・その他のメンテナンス工事についてきめ細かなアドバイスを提供しております。
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