原因不明の病気かもと言われて気づいたこと
いつもお読みいただきありがとうございます。
今日は、あまり勉強時間は取れませんでした。
月末月初はどうしてもルーティン作業がたくさんあって、それに時間を取られてしまいます。
誰かに任せればいいのでしょうけど、どうしても僕にしかできない仕事(本当はそんなものはないんですけどね。)があって、月末月初は勉強時間の捻出に苦労しますね。
今日は、トータル1時間くらいかな。
朝一番にスタディングで2倍速で動画を数本見て、あとはアプリで一問一答をやったくらいです。
実を言いますと、当初想定していた進み具合からちょっとずれてきていまして、徐々に焦りつつあります。。
今年の春の試験を受験しようと考えると結構時間がなくなってきてるんですよ。日が経つのは早いものです。
勉強するクセはついてきたのはいい傾向なんですけど、やっぱり勉強時間を捻出する方がよっぽど難しいです。
さて、そんな月末月初を過ごしていますが、普段の薬局業務は、できるだけ事務スタッフさんや他の薬剤師さんたちにお任せするようにしています。
開局当初は、全て自分が把握していないと気が済まなかったんですよね。
患者さんが増えて来ても、全部自分でやるんだ!って、意気込んでましたし、そうじゃなきゃダメだろっていう固定観念もあったので、それこそ日曜日すら休まず仕事に明け暮れてました。
まだ若かったんでしょうね。
いろんな意味で。
自分しか信じれなかったのかな?
それとも、逆に自信がなかったのか・・・。
ほんとに、今考えると無茶苦茶でした。
ですが、そんな生活を続けていて、自分の体が持つわけもなく、数年前のある時期、発熱や体の痛み、だるさが続き、どうしても我慢できずに近くのクリニックを訪れました。
すると、肺に何やら影が。。。
いやあ、驚きました。
自分でもはっきりと見えましたね。
血液検査の結果とレントゲンを見て、医師からは、原因不明の難病かもしれないからと言われ、しばらく入院生活を余儀なくされることになりました。
どんな高熱が出ても、肺に穴が開いても、仕事に戻る気持ちはあったんですが、流石にドクタートップがかかり、どうやっても僕は仕事ができない状態に。。
さあ、困りました。
僕がいなかったら、薬局は開けることすらできません。
薬局に薬剤師は絶対です。
いなければ、調剤ができませんから、薬局として機能しません。
仕方がないので、その時は、当時お世話になっていた薬局さんにお願いして、薬剤師さんを手配してもらい、なんとか事なきを得ることができました。
入院中、僕は、自分が本当に情けなくなり、猛省しっぱなしでしたよ。ほんとに。
難病かもしれないということより、なんでもっと自分がいなくなった時のために準備をしなかったんだろうって。
結局、その後、症状は続いていたものの、徐々にですが、病状は回復し、結局原因不明のまま、一旦退院。
そして通院生活をしばらく送り、それでも症状が再発しなかったため、とりあえず、経過観察の身になりました。
(といっても、それからもう3年は経っているので大丈夫だと思います。)
ただですね。
その入院の後、考え方がガラッと変わりました。
一つは、また同じようなことがあった時、何事もないよう開局できる状況を作ることが僕の仕事だと考えるようになったこと。
そしてもう一つは、自分がいなくても案外ちゃんと薬局の業務は回るんだなって気づけたことです。
それからは、もうなんとかして薬剤師さんを探し回って、僕はスーパーサブ的な位置になるためにせっせと仕事をシフト。
今では、僕が数日いなくなろうが、当薬局は何も変わらず、動き続けることができると思います。
ちょっと寂しいような気もしますが、余裕ができたことで、僕が一人でせかせかしていた時よりも評判は良くなった気がします。
もちろん、これからも頑張りますが、ほどほどに皆んなの力を借りながら持続可能性の高い薬局にしていこうと思っています。
まだまだ先は長いですが。。。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また、明日。
明日こそ、勉強します。