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ある一定ラインの女上司

保険に加入する際、なぜかその担当者の上司がついて来ました。どうやら、いつも有り難うございますという挨拶も兼ねて支部長さんがついて来たとのことでした。

私自身、少し前、独裁者のような女上司の下で働いていました。独裁上司にとって自分の存在が脅かされることは脅威なので、知識の独り占めで、学ぼうとする芽は摘み、でも、逆に学ばない姿勢でいると何故学ぼうとしないのかと怒る理不尽な人でした。私はそれ早々に察し、仕事だからと割り切って、貴方の範疇には手を出しませんよ、立場も脅かしませんよ、という姿勢を見せていました。だから、頑張ればできるかもしれないということも、できないことにしていました。
私ができないことがあれば、自分が助けてあげると言わんばかりに横から入り説明し、相手を納得させる。さすが〇〇さんだ、という自分優位な印象を、私にも、相手にも、与える、そして優越感に浸るそんな人でした。
だから、下の者=私たちは育たなかったのです。
独裁時代が終わった今は、あの時、潰されることを恐れ、言いなりになって学ばなかったことを、今多少後悔しますが、敵にするには強すぎて、自己主張なんてとてもできなかったよな、仕方ないことだと今思って、自分で調べることにしています。
今はその独裁者クラッシャー上司はいませんが、そりゃ辞める時というか、半分排除される形で退職したのですが、引き継ぎもろくにしないまま、なんなら呼んでくれたらすぐ行くくらいの言葉を残していましたが、我々は一切その上司に助けを求めることはありませんでした。辞めるまでの3ヶ月、ずっとそれまで以上のストレスを与えられ続け、実際辞める日まで様々な体調不良に見舞われながら、神経をすり減らして、適当に業務の引き継ぎを受けました。
まぁ、そんなクラッシャー上司の恐怖体験があったわけですが、
昨日、その保険手続きに同行して来た支部長さんの雰囲気が、クラッシャー上司に似ていて、トラウマのように植え付けられた記憶がぶわーーっと蘇りました。

きっとあの保険屋の上司さんは、私のところにいたようなクラッシャーとは違うと思いますが、
なんとなく、あの丁寧さとか、できないときにすぐ助けに入る感じとか、担当者を立てるふりをしながら、横から出てきて、全てかっさらっていく。
この嫌悪感、知ってる、ってなりました。

どっちにしてもあのような立場になると、ああなるのでしょうか。。
あのタイプが世の中の上司のタイプなら、ああならないと、のし上がれないのでしょうか。

今もあのレクチャーを受けたんだなとわかる能面のような作り笑顔が脳裏をよぎります。

そんなつもりはなく、ただ、いつもご利用いただき、ありがとうございます、ということだと思いますが、、、、
そういう立場の人は、出て行く時をもっと考えたほうがいいのでは、、と思ってしまいました。

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