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浪人は是か非か

こんにちは。
今日は浪人制度についてお話したいと思います。

まず浪人って?

私がお話したいのは大学受験の浪人について。下記の②にあたります。

「浪人」
① 江戸時代の大名に仕えていない武士。
② 上級学校への進学や就職の意志がありながら、試験に不合格となり、翌年の試験に備えている者。

友達の入学

1回目のノートで書いた通り、大学生をやらせてもらってます。
なぜこんなノートを書くかというと、この春、友達が1年の浪人の末、大学入学が決まったから。

2019年1月、センター試験が終わり、中学の時からの友達に連絡した。
私はと言うと、苦手な数学がいつもよりできて。自己採点の結果だって今まで受けたどの模試よりも高かった。
まだ記述試験は残っているけれど、1つ目の大きな壁を乗り越えた解放感と自分ができたのだからみんな点数取れただろうという安心感から聞かずにはいられなかった。

「センターどうだった?」

中学の時から私より勉強ができて、私が苦手な数学を教えてくれてた友達。センター試験に向けて毎日何時間も勉強していたのを知っていた。

もちろん望んでた答えは『模試よりできた!』『ボーダー超えた!』なんてポジティブなもの。  

返ってきたのは、
「思ったより出来てない」「失敗した」「あんまり聞かないで」。

どうしようと思った。なんて言えばいいのか。「頑張れ」は無責任だ。「大丈夫だよ」なんて気休めにもならない。未だに何が正解だったかはわからない。

結局、私は希望の大学に合格して、友達は第1志望の大学に入れなかった。彼はもう1年努力することを選んだ。

その彼がついにこの春大学に入学するのだ。嬉しくないわけが無い。コロナが治まったら盛大に祝おう。

浪人は是か非か

さて、本題に入ろう。私は彼の努力を否定するつもりは無い。どうしても行きたい大学があるとしても、周りの友達が大学で学び、遊んでいる中で1人予備校に通い、受験勉強を1年間し続けるのは容易なことではない。

しかし、浪人生を見るといつも思うのだ。

ズルくない??

もちろん彼らは努力しているし、もう1年受験勉強をする覚悟を持っている。わかっている。
けれども性格の悪い私はどうしても考えてしまうのだ。
『1年多く勉強しているのだから現役生よりも有利なのは当たり前だろう』と。

高校生の時何度も言われてきた。「君らが戦うのは現役生だけでなく、1年多く勉強している浪人生だ」と。

彼らに対抗すべく、高校の教員は受験に向けて早くから計画を立て、なんとか志望校に合格できるような学力を育てようとする。生徒はそれに従い勉強するわけだ。

3年のタイムリミット。その中でどうレベルを上げて「大学受験」というゲームを攻略するか。
そんなイメージを持っている私にとって「浪人」は、ズルいカードとして見えてしまうのだ。

みんな等しく3年のタイムリミットのはずなのに、1人だけ1年延長している人がいたら不公平ではないか。

みんな3年間という平等な時間のなかで必死にレベルを上げて、決められた日の一発勝負にしたらいい。敗れたものは自分の結果に見合う大学に行くなり、進学を諦めるなりしたらいいだろう。

と、冷たいことを考えるくらいに私は性格が悪い。反対意見は当然あるだろうし、討論する気もない。

もしこの記事を読んだ方が浪人の経験がある、または今現在浪人を決めて勉強中だという場合は、一人の視野の狭い人間の戯言だと思ってほしい。


ここまで読んでくれてありがとう。RPGの終わり方みたいになった。
いつもnoteの終わり方が下手なので練習したい。


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