
『推し活』世代生まれの生存戦略
真っ白なキャンバス ラストライブ
『明日も変わらない1日を』in 幕張メッセ イベントホール
ご招待いただき、最高の空間を見届けさせていただきました。
カッコ良かったです、本当にお疲れさまでした。
ゼロから立ち上げて、業界最前線を7年間走り続けたグループが、あれほど熱量の高いライブを掲げながら終わりを迎える。『これから"一時代の終わり"が本当に始まる』と肌で感じて、寂しくなると同時に、我が身についても考えさせられた3時間でした。
そんな2024年にデビューするという茨の道を選んだ我々にとっての正解。
そんなものわかれば苦労しないですが、ラストライブ最後の一音が鳴り終わった瞬間に『最高だった!』って胸を張って叫びたいので、できることは全てやります。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
ここからの内容は、私なりの解釈です。
決して唯一解とも思っていませんが、私にはこう見えています。
同時に、今まで触れてきたアイドル/音楽/エンターテインメントによって捉え方が大きく変わる部分だと思うので、皆さんにとっての『アイドル業界の見え方』も伺いたいです。ツイートで教えてください!Re:♡スタッフ陣、SNSめちゃくちゃ見てます!!笑
2010~14年 第一世代
ももクロのアルバム『BATTLE AND ROMANCE』を火種に【アイドル戦国時代】の幕開け。ハロプロ・スタダ・48系列の三本柱。
2014~16年 第二世代
SUPER★GiRLS(iDOL Street)/インディーズグループの急激な増加
2017~19年 第三世代
『アイドル横丁@赤レンガ倉庫⇨TIF⇨@JAM』最盛期=地下アイドル黄金期
〜平成の終わり〜
2020~22年 第四世代
コロナ禍における第二~三世代の解散、第五世代の地盤整備。
『配信/SNS』に一早く適応できた者だけが生存
2023~25年 第五世代
KAWAII LAB. /HEROINES/TikTok楽曲バズG 先導の『推し活』文化
SNS(TikTok)バズによる一般層の認知ありき
2026~28年 第六世代
???
さて、こんな『過去15年』を踏まえて。
第五世代に生まれ、来る第六世代に備える我々が取るべきスタンスとは?
今回も、思考整理にお付き合いください。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
①ルネサンス/リバイバル
やっぱり、"平成"って良かったんですよね。
令和に入って良質なエンターテインメントは数多く生まれていますが、こと『地下アイドル』というニッチな業界において"平成"は特別&格別な意味を持っていて、いまだにどこかで『平成の日々』を探し求めている方も多いのではないでしょうか?
ルーズソックスが流行って、Aqua Timezさん・西野カナさん・キマグレンさんが復活して、プロフ帳でSNSが盛り上がっているように、平成トレンドは遠くない未来に再燃するハズだと踏んでいます。
もちろん柔軟性や時代を読む力は必要不可欠ですが、誰かが作った流行りに乗るだけではいつまで経っても『二番煎じ/出涸らし』にしかなれないのでね。
②業界水準の底上げ/"同期意識"
個々のグループが売れても、業界が廃れては意味が無い。
いつもは意識的に使わないワードを今回は多用しているんですが、私は本当にこの『地下アイドル』という文化が大好きで。いつまでも続いて欲しいというか、自分達の手で後世に繋げなければならない、と思ってます。
なのに、お披露目前にメンバーが飛ぶだとか、運営の連携不足で当日出演キャンセルだとか、不祥事ですぐ『脱退・解散・現体制終了』だとか。
質の高いエンターテインメントを生み出しているグループはこんなにたくさんあるのに、全く日の目を浴びず、そんなツイートばかり悪伸びするから、『地下アイドル』というワードは世間一般からネガティブイメージを持たれてしまう。
第六世代(2026~28年)を若さと勢いで盛り上げて、第七世代(2029~31年)を彩り、熱いままの状態で第八世代以降にバトンを渡すのが、我々の役目ではないでしょうか?
もしこの駄文を、誰か1人でも同業の方が読んでくださっているとしたら。我々は、ずっとずっと良いエンターテインメントを作り続けましょうね!
…長くなりそうなので、実はとても大切にしたい"同期(2024デビュー組)意識"って部分はまた今後にします。。。
③体力
そして、最後は体力勝負。
種族値チート級のライバルや四天王に、コイキングがせめて張り合おうとするなら、尋常じゃない泥臭さ・こだわり・情熱が必要だ、って平成に学んだので。
私が書くnote、毎回こんな根性論で終えている気がしますが…結局はやり切るしかないんですよね。
Pham