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スポーツトレーナー1年目の知識

はじめまして。


アスレティックトレーナーの島田です。


このnoteでは「スポーツトレーナー1年目の教科書」として、

現場で使える基礎から応用までのトレーナーとしての知識・情報をお届けしていきます。


現在、スポーツトレーナーは様々な分野で活躍しています。

学校・介護予防・医療・スポーツジム・競技スポーツと活躍の場は広がっています。

私も現在までATとして医療現場や総合フィットネスクラブ、パーソナルジム、個人と活動してくる中で、トレーナーの存在は必要不可欠なものだと実感しています。


一方で、多くの現場を経験する中で見えてくる業界のリアルがあります。


それは、

目の前で体の悩みを訴える人に

自信を持ったアドバイスができないと悩んでいる人が多いという事です。


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例えば、

「スクワットをしていたら膝が痛いんです」

こんな相談を受けたトレーナーの人は多いはずです。


しかし、スポーツトレーナー学校教育ではこのような整形的な疾患が

疑われるパターンについて細かくは習いません。

スクワットのフォームやその他アレンジした筋トレの種類を学び、それを正しく

指導する為の方法を学びます。


ですが、実際の現場に出ると教科書ベースではわからなことばかりです。

特に1年目の現場ではお客様やクラインアントに運動指導をする中で頻繁に上記の

ような問題が出てきます。

これ、本当です・・・(私も非常に頭を悩ませました・・・・(◞‸◟)


そこから更に学びを進め、8年が経ちますが今は多くの問題に幅広い視点で

解決する為の視点が養われています。



スポーツトレーナー1年目に学んでいく事として、

・機能解剖学

・整形外科疾患(スポーツ外傷・傷害)

・生理学

・心理学(傾聴能力とスポーツ心理学)

・栄養

があります。



〜機能解剖〜

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機能解剖は教育課程でもたくさん学ぶと思います。

ですが、実際の現場で使われる解剖は暗記した知識だけでは通用しない事が

殆どです。

それはただの解剖であり、機能解剖を知る事が大切です。

その部分をしっかりと自分のものとして得られれば、現場でも言葉詰まらせる事なく問題解決のアドバイスができます。


〜整形外科疾患〜

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整形疾患と聞くと、

「それは医療機関で理学療法士や医者の役割でしょ」と思うでしょう。

それは大きな間違いです。


確かに、医療機関での診断や医療行為が必要なケースはあります。

しかし、お客様やクライアントは医療機関に行く前に目の前の専門家に

相談してきます。その専門家とは?

そう、スポーツトレーナーのあなたです。

運動を指導できるという事は、その時に起きる問題も解決できる‼︎

そう思うのが普通です。

つまり、運動指導だけできれば良いというものではないのです。

その場で痛みの原因を推測し、ストレッチで緩和するかもしれないし、

医療機関に行く必要があるかもしれません。

スポーツトレーナーはフィットネスと医療を繋ぐ立ち位置にいる事を

意識する必要があります。


残りの生理学〜は次回ご紹介していきます★


最後まで読んで頂きありがとうございます。

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