修羅場脱出感想
最初から最後までいた人なので、感想を残しておきます
良かったこと、悪かったことを率直に書きます
自分のおぼろげな記憶によるものなので、記憶違いが多々あるかもしれません
時系列ベース感想
2/3 12:00 - 13:00 自己紹介
まずは集まった人の自己紹介からはじめることに
それぞれ名前、経歴、できること(謎制作/デザイン・物品制作/文章制作/音楽・動画制作/キャスト・スタッフの5ジャンルくらいに分かれた)を自己紹介していく
このときはだいたい40-50人くらいいたはずで、そのうち謎制作経験がない人は10人いたかいないかくらいだったと思います
奇跡的にこのジャンルできる人が今会場にいない!って状況にはならなかったので安心
2/3 13:00 - 13:55 企画の軸決め
さたけさんからいくつか方向性の案が出た中で「学園祭・フェス形式・多数の小型コンテンツ」をすることに決定
個人的には謎のクオリティをあげるならフェス形式じゃないほうがいいだろうなと思っていましたが、さたけさんから謎制作はじめての人がガッツリ制作体験をしてほしいという思いをひしひしと感じられたのでこれに完全同意しました
※実際、演劇やお化け屋敷のリーダーを務めた方はほぼ制作の経験はなかった
ここで、
節分がテーマであること
公演会場に行くと店長(と少数のスタッフ以外)が不在で、「スタッフと制作者がとんでしまった」と謝罪が始まること
学園祭内で使える通貨(マメー)があること
学園祭の中でいろいろなブースが出店されること
も決まりました
個人的に感動したのは参加者のえっふぃさん(アナビARCADEの制作進行)が今は何を決める時間ですか?それをいつまでにやりますか?とタイムスケジュールをバッチリやってくれたことでした
(そしてえっふぃさんは議事録もとってくれていた、、、自分はその議事録をみながらこの記事をかいています、神!!!!!!!!!)
制作進行ってすげ〜〜〜ってなってました
2/3 13:55-14:15 全体の構造決め
2/3 14:15〜14:55 役割分担
このへんは議事録みてもらったほうがはやい(まとめるのがめんどい)ので、興味ある人はこちらをぜひ見てください
https://docs.google.com/document/d/1O8LlBdp59uMzVXM6xKlLv6pCkCKJxYch1LHrioHlRb0/edit
2/3 14:55〜16:05 チーム作業
以下チームに分かれて作業
①大謎、ストーリー班
②システム班
③コンテンツ班(演劇、ガチ謎解き、喫茶店…etc)
④ステージコンテンツ班
⑤配信ブース班
⑥爆弾班
⑦謝罪班(途中でJakeさんが謝罪を考えてる人がいないことに気付き、担当してもらった、Jakeさんは書記もやってくれてたので大感謝)
自分はweb実装をやりたかったので、システム班に入る
K2のおもさん&Leonさん、いちさん、えっふぃさんなどと一緒にシステム周りを考え始める
この時間では細かい部分は詰め切れなかったが、システム班としては以下が決まる
節分のマスと豆はリアルな方がおもろいので買い出しに行く
マスにマメが入った状態で会場をうろうろしてほしい
小謎を解いてwebに入力するとマメーがもらえる
特にK2のお二人とはこのあとも一緒に行動することが多かったんですが、お二人とも参加者にこういう体験をしてほしいよね、っていう体験ベースで物事を考えてたのでそれが非常にシンパシーを感じてよかった(自分もこういう体験をしてほしい、から謎解きを考え始めるので)
このあとデザイン班というものが誕生したので自分はそっちに移動
webを作るためにキービジュアルやカラー周りにはかんでおきたかったため
2/3 17:00 web制作開始
デザイン班と会話しながらweb実装を開始
ふだんますとびさんが座ってるであろう場所をお借りして作業スペースにさせてもらった
えっふぃさんとロゴやデザインを同期取りながら都度実装を進めていく
2/3 21:00 web実装のプロトタイプ完成
ひとまず小謎の答えを入力したら難易度に応じたマメーが手に入るという仕組みが完成
サイトはこちら(テスプのときとちょっと内容変わってます)
うまく動かない人はこちらでリセットしてください
2/3 21:30 豆
豆と豆をいれるアクリルの買い出しが終わって戻ってきたのでそれをチェック
まずはどのくらい減らせば爆弾が見えるのかを確認
最低、3杯くらいは参加者にマスをいっぱいにする体験をしてほしいと考えてたので、それをもとに量を考え始める
各ブースの進捗は定時の進捗報告で聞いていたもののそれぞれのブースの大謎の話を会場をうろうろして情報収集し始める
その結果、お化け屋敷の大謎で鬼に豆を投げつけるというのがあることがわかる
このときはマスに豆をいっぱいにした状態でブースにいき、ブースの入口で豆を捨てて入場、ってことを考えていたので、それだと投げつけるようの豆が残らないなとなり再検討し始める(マメー交換のときにおまけとかなんとかいって少しだけマメーを入れられるのはこのお化け屋敷対策です)
2/3 22:30 大謎壁打ち
大謎の様子を聞きに行く、めちゃ難航してそうだった
自分は何も力になれず…
さたけさんが全体感をよく把握していて、的確にアドバイスを出していくのですげ〜〜〜ってなった記憶がある
2/4 00:00 やばい
みんな自分のブースの準備に忙しくて、マメーを得る小謎を作ってる人がほぼいないことに気付く(募集自体は既にLeonさんがしてくれていた)
webに小謎の答えを反映する必要があるので、つまり自分が帰ったらこの公演が終わることをここで悟る、一蓮托生の覚悟を決めて終電を逃す
ここからは朝まで小謎との戦いです
2/4 01:00 3問
現時点で完成した小謎は3問、詰んだ
自分はポリシーとして小謎はなるべく作らないと決めているが、そうも言ってられないので制作し始める
2/4 03:00 epoch maker襲来
DOORS3の2番線のあの謎を引っ提げて登場した
終電がない時間にきて始発がない時間に帰った、意味がわからない
2/4 04:00 60問
みんなの頑張りもあって60問くらいできた
自分が小謎の統括をしつつ、webに答えを反映していく
小謎のデバッグをしている余裕はないので、作問ミスがないことを信じてノーチェックで通していく
このときのMVPはしらポン酢さんだと思います、めちゃめちゃいっぱい作ってくれました
2/4 05:00 70問
体力に限界がきて仮眠する
このあたりは割としんどくて、楽しさよりしんどさが勝ってた
なぜワンオペになるポジションを自らやってしまったんや…となってた
2/4 06:00 90問
起きる、問題が順調に増えててこの会場には化け物しかいない、って思ったのを覚えてる
横にいるデザイン班も全員稼働しててヤバさを感じる
デザイン班は終盤になればなるほど忙しくなるので、すごく大変そうだった
次回あるならぜひデザイン班の人数をもっとちゃんと確保してあげてほしい
今回のMVP班は間違いなくデザイン班
2/4 08:00 140問
なんかわからんけど140問できてた、どうなってるんだ!?
急いでwebも追従していく
視聴者投稿は32問でした、私に反映する体力がなくて何問か採用できてなくてごめんなさい
このへんから印刷作業を開始しはじめるチームもでてきて、プリンタトラブルが起きまくる
会場に詳しいろこたすさんにヘルプ要請が発生しがちになるんだけど、(何回か同じこと聞かれてる&徹夜してるのに)嫌な顔ひとつせずさらっと作業しているろこたすさんがとても素敵でした!
ろこたすさんはリコグニションも非常に上手で誰かが取り組んだことに対して、褒めるスキルがめちゃあるなと思いました(初絡みだったからわからなかったがナチュラルボーンでそれができる人なのかもしれない)
2/4 09:00 デバッグ
140問の答えをwebに反映した
小謎のデバッグを誰もしていなかったので、近くにいた小謎を解くのが一番得意そうなきらくさんにデバッグを依頼した
1時間かからずにほぼ全部解いてくれて、いくつかの作問ミスを見つけてくれました、どうなってるんだ
デバッグの人選に大成功した自分を褒めたい、きらくさんありがとうございます!
2/4 09:30 豆2
マメーの交換をポイントではなく解いた問題数にすることが決まる
(サイトのデザインも解いた問題数が目立つようにしたかったが、それをやってる時間はなかった…)
おもさんと交換レートを計算し始めるが、お互い頭が回っておらず簡単な計算ができない状態になっていておもろかった
マメーの交換とともにブース参加チケットを手に入れるのが決まったのもこのへん
2/4 10:00 デバッグ2
かいさんにwebを利用したデバッグを依頼する
本番までにwebのデバッグをしたのはこの1回です、余裕なさ過ぎる
全体を把握してる人があんまりいないので、完全にそれぞれがそれぞれの仕事を信頼してる状態だった
小謎の印刷をし始める
2/4 11:00 ゲネプロ
テスプまであと1時間だというのに、まだ完成してない部分も多く確認できてない点が多々あった
自分にとってはほぼ何も確認できなかったので、テスプがぶっつけ本番になるんだな…と覚悟を決める
2/4 12:00 テスプ
反省が超多かったけど、ほぼぶっつけ本番の状況下で各々がちゃんと仕事してたの偉すぎる…!!!
反省点
参加者が何すればいいかよくわからないまま始まっていた
対策: 台本修正と掲示物でカバー
最初にマメー交換に人が群がるのに導線整理がしっかりされていなかった
対策: 導線を設置&何人かにはブース参加チケットを配る
2回目以降の交換のときに何マス分掬えばいいかいちいち参加者に聞くコストがでかかった
対策: webに交換システムを実装
豆が想像以上に早く減る
対策: 3問解けたら交換にした
3個スタンプ解けてから制限時間くるまでの間延び感
対策: これはもうどうしようもない
写真部解けてない人には写真部に流す、解けた人は他ブース回ることを推奨するしかなかったのでそれを意識して行動するくらいしかできなかった
会場の気温がやばかった
対策: ツイートで注意喚起
クロークみたいなところで荷物を預かることができればよかったが、場所的にも時間的にも無理だった
あとはさたけさんが書いてくれてるやつ
2/4 14:30 反省点修正
各々がテスプの反省点を修正
15:40には客入りなので制限時間は1時間ないくらい、ずっと余裕ない
2/4 16:00 初演
眠気がピーク
ずっと暗幕の裏に隠れてたので、はやくはるひろさん土下座してくれ〜〜〜〜って思ってた(土下座しないと公演がはじまらない)
テスプよりはかなり良くなってて感動した
阿部さんが「アベガネル」の呪文により15分くらい寝かされていた
ずるい、自分も寝たい
2/4 18:00 転換
ペンを持参してる人がなぜか多くて、かなり問題に書き込まれてしまったので想定外の再印刷が発生した
かつwebの仕様変更(交換レートを3問から2問へ)も発生して、20分後の客入りの前にwebの修正と再印刷をどちらもこなさなければいけず、かなりヒリヒリした
個人的にはこういうヒリついた状況大好きなのでアドレナリンが出てた
このときにもプリンタトラブルが起きていたが、ますとびさんが冷静に対処していてファーニャースタッフ陣の人間の器のでかさを見た
2/4 19:00 千秋楽
予定があり帰った人がちらほらいたのでスタッフの数が少し減ったが、みんながこなれたこともあり危なげなく乗り切れた
最後の豆まきはえげつない量を撒いた
2/4 21:00 片付け
えげつない量の豆を撒いたので掃除が大変でした
2/4 22:00 解散
ろこたすさん、はるひろさん、さたけさん、阿部さんからそれぞれ一言ずつあり、余った物品のジャンケンポン大会をして終了、解散!!!!
本当にお疲れさまでした!!!!!!!!!!!!!!!
35時間ぶりにファーニャーの外に出る、限界制作すぎる
なにか食べたら寝る、寝たら終わると思ってたので、ドーナツ1個とウィダー1個とチョコレートで乗り切りました、いいダイエットになりました
全体的な感想
よかった
コンセプトであった「謎制作経験の少ない人でも活躍できる場」というのはできたと思う、めちゃよかった
実際の公演はLINE謎やweb謎と違って、参加者の生の体験が得られるのでとても強烈な思い出になると思う、それを体験してもらえたならすごくよかった
デザイン、音楽、文章、キャストなど自分があまり関わることのない人たちと共同制作できたことがよかった
優秀な人が多かった
自走していける人が揃ってて、ピースが足りないところを自発的に埋める動きをみんなできていてすごかった、安泰です
公演の全容を理解しないまま公演がはじまる体験ができた
これはよくもあり、わるくもある部分ですが、この経験はしたことなかったので新鮮でした
楽しんでくれてた人がいてよかった
上に書いた通りぶっつけ本番に近い部分も多々あったので、とりあえずなんとかなり、楽しんでもらえてる人がいて幸いです
わるかった
学祭ノリを楽しめるかどうか
(24時間という時間制約を除いて考えれば)全体的な出来としてはもうちょいなんとかなりそう…!というのが参加者の正直なところだと思います
3000円という値付けはかなり強気だと思った
この空気感を楽しむことができる人には刺さるだろうし、そうじゃない人にはあまり刺さらなかったと思います
たぶん自分も参加者側なら刺さらない方のタイプに属しているので、その気持ちがわかる
でも、軽音部と最後の豆まきはめっちゃ楽しーってなると思う笑
自分は制作者と参加者のギャップに公演中に気付いてはいたが、どうしようもないので楽しんでくれてる人をより楽しませようの精神にシフトした
個人的に一番の反省はシステム班にいながら謎解ける人が3個スタンプ解けてから制限時間くるまでの間延び感に対策を打ててないこと
気付いたところでなにかする時間はたぶんなかったが、想像力が足りないなーとなった
制作者が多すぎた
これはこれで貴重な体験ではあるんですが、自分はなるべくすべてをちゃんと把握したいタイプの人なので、若干のもどかしさがありました
これは参加前にちょっと考えればわかることなので自分のせいでもある
制作者に対してデザイナーの割合が少なかった
参加者が多すぎた
ファーニャーの箱でやるには48人は多すぎた
限界制作すぎる
第2回があるとしたら、日をまたぐ前にはある程度完成、日をまたいだあとはブラッシュアップに専念みたいな感じの余力があるといいなー
大人数でやるならよだかのVSみたいな形式で競ったりするほうが向いてるかも?
なにはともあれみなさまお疲れさまでした〜✨
貴重な経験になりました!!
制作者の人、感想を書いてはじめて脱出ですよ〜
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