
#12 海を臨む、受け継ぐ家|推しリノベ
こんにちは、REスタッフです。
今日の推しリノベは戸建ての住まいをご紹介。
元の造りや素材を " 受け継ぐ " こと、
そして大きなポイントとして、「海を臨む家」であること。
元々の立派な和の雰囲気を残しつつ、さらにグレードアップさせるような設えを施しました。

推しポイント①
玄関を「家の顔」となるよう、縦格子の木製ドアに変更しました。
元はアルミの引違い戸だったので、その開口の半分をガラスにし、
室内から石が飛び出るようなデザインに…。
ドア周りの壁は元々のタイルに塗装しただけ。
無彩色×木のバランスの良い色使いです。


推しポイント②
片側のみアールを描いた垂れ壁は玄関を入ると正面に見えます。
その先は元々も収納をそのまま活かしていますが、
来客の際にはがっつり見えないよう、このデザイン性のある開口が活きます。


照明も間接照明にしており、光源は見えないように、
アールの天井をつたって、優しくぼんやり照らす仕掛け。
塗壁の質感も相まって穏やかで洗練された空間に。

推しポイント③
リビングの天井は折り上げ天井。
実はこれ、元々の名残をそのまま活かしています。
というのも、以前は応接室だった空間で、
立派な造りや家具が置いてあったのをよく覚えています。
せっかくの意匠的な造りを活かすべく、床フローリングと同色の
板張り天井に。
先ほど紹介した間接照明をここでも採用し、板張りを照らすことで、直接的ではない、柔らかい陰影が生まれる空間に。
また、港風景を切り取ったような窓は「ピクチャーウィンドウ」で、
絵画を飾っているかのように自然に暮らしに溶け込みます。

推しポイント④
このお家のお風呂は、ユニットバスではなく
ハーフユニットを採用しています。
ハーフユニットは、浴槽の高さまではユニットバスになっており、
それより上は自由な仕上げが可能。
今回は、大判の石タイルを張りホテルライクな大人の装いに。
いかがでしたか?
今日ご紹介した事例はHPにさらに詳しく掲載していますので
こちらから ↓