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サンゴ礁を守る、企業のCSR活動の取り組みをご紹介

Re:Coral(リコーラル)です。

サンゴ礁を守る取り組みは世界各地で行われています。
NGO/NPO団体が多く見られる一方で、
一般企業も、CSR(Corporate Social Responsibility)活動の一環として携わっている例がたくさんあります

今回の記事は、企業のCSR活動における珊瑚保全の取り組みを
ご紹介したいと思います。

ANAグループ

ANAグループは、2002年から珊瑚保全に取り組んでいます*1。

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2002年に珊瑚の白化現象で大きなダメージを受けた、
沖縄県恩納村(おんなそん、那覇市の北に位置)の海洋環境保全協力を同社が申し入れたことに始まります。

同社は珊瑚の植え付けを提案し、翌年2003年から実活動を開始しました。

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引用:チーム美らサンゴ 活動目的・概要

さらに2004年には、
ANAグループが沖縄県内外企業に呼びかけ「チーム美らサンゴ*2」を結成しています。

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2019年に結成から17年目を迎えた参加チーム企業は2020年7月現在で19社となり、地元の関係者の協力、環境省・沖縄県、恩納村からの後援、ANAマイレージクラブ会員からの寄付などにより、年間5回のサンゴの苗植え付けイベントや啓発活動を実施し、かつて美しいサンゴ礁が広がっていた美ら海を大切にする心を多くの人に広げる活動を継続しています。

三菱商事

三菱商事では、同社の創業50周年記念事業として2005年から珊瑚保全の活動に取り組んでいます*3。

三菱商事ロゴマーク

同社の取り組みは日本(沖縄)から始まり、
翌年2006年からはグローバルに活動展開しています。

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引用:三菱商事・サンゴ礁保全プロジェクト

同社は特に調査研究活動に重きを置いており、
沖縄における珊瑚白化に関する研究への継続的な支援が評価され
2008年に紺綬褒章を受章しています。

さらに、同研究の論文が2012年に国際サンゴ礁学会から最優秀論文賞を受賞*4しています。

コーセー

株式会社コーセーは、2009年に「SAVE the BLUE」というサンゴ礁保全プロジェクトを開始しました*5。

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同社の代表的なスキンケアブランド「雪肌精」の売上一部の寄附や、
環境保全・啓発活動に取り組んでいます。

活動拠点は日本にとどまらず、
アジアを中心に計10ヵ国・地域(中国・台湾・香港・韓国・タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア・アメリカ・日本)に展開しています。

ソフトバンク

ソフトバンクは、昨年2019年にほか組織(ウィルコム沖縄、恩納村観光協会、サンシャイン水族館)と共同で「Softbank 恩納村 未来とサンゴプロジェクト」を開始しました*6。

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ボランティア活動(珊瑚の植え付け、海の清掃)、Web募金や、
Facebook上でサンゴ生育状況の情報発信などを実施しています。

おわりに

近年、企業のCSR活動が活発化しています。

珊瑚の白化を防ぐには、まずその生態や影響を把握しなければなりません。

そのための調査研究にも費用がいるのと、
珊瑚の植え付けにも人手がかかります。

企業が様々な形で参画することで、今後も珊瑚の保全が加速することを信じています。


それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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このnoteでは、珊瑚に関する研究の紹介や他団体の取り組み内容など、
珊瑚に関連する情報を発信していきます。

また、Re:Coralの活動に少しでも多くの方が関わっていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。興味のある方は是非ご連絡ください!

連絡先:recoral2020@gmail.com

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参考文献
*1:ANAグループ 生物多様性・保全
*2:チーム美らサンゴ
*3:三菱商事・サンゴ礁保全プロジェクト
*4:国際サンゴ礁学会・最優秀論文賞
*5:コーセー・雪肌精“SAVE the BLUE”プロジェクト
*6:恩納村 村政情報・「ソフトバンク 恩納村 未来とサンゴプロジェクト」がスタート!

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