5/3 だい3かいリピートボールカップL(R.B.C.L vol.3) 総評
≪だい3かいリピートボールカップL(R.B.C.L vol.3)≫
この記事では2020/5/3(日)に開催し約60名弱に参加いただいたリピートボール級3回目の仲間大会の結果公表と運営による総評を行います。
≪大会ルール≫
対戦ルールはいつも通りのノーマルルール5063シングルバトルです。今回のレギュレーションでは幻・伝説を含む現在ポケモン剣盾で使用可能な全種族を対象としました。具体的に使用可能になった幻・伝説ポケモンは次の17種族です。
【今回レギュレーション入りした幻・伝説ポケモン】
ザシアン、ザマゼンタ、ムゲンダイナ、ミュウツー、ミュウ、セレビィ、ジラーチ、レシラム、ゼクロム、キュレム、ケルディオ、ソルガレオ、ルナアーラ、ネクロズマ、マーシャドー、ゼラオラ、メルメタル
実際に大会で使用が確認されたのはザシアン、ミュウツー、レシラム、ゼクロム、ルナアーラ、メルメタルの計6種9名でした。いずれの種族も合計種族値600オーバーでしたので、大会でマッチングした方にとっては大変厳しい対戦相手となったのではないでしょうか。
≪気になる結果は…?≫
大会の最終順位は皆様からTwitterへ投稿いただいた大会結果のSS(スクリーンショット)を元に、幻・伝説枠と非幻・伝説枠でそれぞれベスト8まで纏めてみました。幻・伝説枠のチャンピオンは元祖伝説ポケモンであるミュウツー統一使いのサビぬきさん、非幻・伝説枠のチャンピオンはジュラルドン統一使いのぴすたさんでした。優勝おめでとうございます!
改めて最終順位の一覧は次のとおり掲載します。なお、ゲーム内の順位とは異なる場合があります。
【だい3かいリピートボールカップL順位(敬称略)】
≪どんなポケモンが多かったの?≫
幻・伝説ポケモンの参入により従来のようには使用ポケモンの傾向を計測できないと考え、今回は非幻・伝説枠ベスト8が幻・伝説ポケモンのいる環境で何故上位に入ることができたのかという視点で運営の所感を纏めることにしました。
【幻・伝説のみ】
1.タイプ別使用率 トップ3
1位 26.67% はがね
2位 20.00% ドラゴン
3位 13.33% フェアリー、ほのお
2.種族値合計(600~680)平均660
※ザシアンはれきせんのゆうしゃの種族値合計で計算
3.素早さ種族値(34~138) 平均93.4
【非幻・伝説枠ベスト8】
1.タイプ別使用率 トップ3
1~3位 12.50%(同率)
じめん、ドラゴン、はがね、あく、むし、いわ
2.種族値合計(485~600)平均519.8
※前大会のトップ10の種族値合計の平均508.6
3.素早さ種族値(40~100)平均69.5
※前大会のトップ10の素早さ種族値の平均76.2
まずはこれまで通りタイプの傾向を確認してみます。幻・伝説枠でははがね、ドラゴンタイプが多数を占めており、これはそもそも幻・伝説ポケモンに多いタイプということから必然と考えています。対して非幻・伝説枠ベスト8を確認したところ、前大会(フェアリー、みずが17.65%でトップシェア)と比較して、今大会では複数タイプが平均的に使用される環境となっておりました。このことから幻・伝説ポケモンに対して単純にタイプ相性での比較ができず、その優劣を決められるものではないと推測しています。
そこで次に種族値に着目してみました。当然ながらこちらも幻・伝説ポケモンと単純な数値の高低による比較はできません。このことから少し視点を変えて非幻・伝説ベスト8と前大会のトップ10の種族値を比較してみることにしました。結果、非幻・伝説ベスト8は前大会より種族値合計の平均が11.2上昇、素早さ種族値の平均が6.7減少していました。この結果により幻・伝説ポケモンのいる環境では、素早さの有利ではなく、耐久力または攻撃力の有利をとることができるポケモンが結果を残すことができたのではないかと推測しています。
≪最後に≫
『だい3かいリピートボールカップL(R.B.C.L vol.3)』はいかがでしたでしょうか。今回も大変多くの方に参加いただき誠にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。幻・伝説ポケモンの参入により以前の大会とは皆さまの取り組み方も普段と違った様相になり、運営としても大会に一つの彩りを添えることができたと感じております。今後もまた別の機会で幻・伝説ポケモンを使用できる大会を開催したいと思いますので、次回はより多くの種族が見られるようご準備いただければ幸いです。
さて、ツイッターでは告知済みですが、次回『だい4かいリピートボールカップ(R.B.C vol.4)』は2020/6/6(土)を予定しております。6月末までにはポケットモンスターソードシールドにおける追加コンテンツ「エキスパンション・パス」の配信が予定されており、使用できるポケモンが増える見込みです。そのため次の大会では一旦レギュレーションを通常に戻し、現環境最後のリピートボール級大会を皆さまに楽しんでいただきたいと考えております。トレーナーの方は是非予定を空けておいてくださいね。今後とも引き続きリピートボール級を宜しくお願い致します。
リピートボール級運営 トフイツスキ