結局、新NISAで大損するのは国民
以前、新NISAをやめたといた方がいい、いくつかの理由を以下の通り挙げた。
今回も、さらに、デメリットを追加していく。
旧NISAだと、口座に置いておく期間が限られていたため、期限が訪れれば、損していても確定は避けられなった。
しかし、新NISAは、無期限であるため、そこはメリットと言える。
とは言え、デメリットとしては、まず、ナンピン買いが難しい。
ナンピン買いをすると、株価が下がった時、株を買い増して平均購入コストを下げられる。
新NISAでは、購入金額は、依然として、限度が定められているので、買い増すことが難しくなってくる。
また、損益通算もできない。
損益通算は、赤字と黒字を相殺し、利益から損失を差し引き、税金を減らせる。
しかし、別途の通常口座を持っていて、新NISAの口座もあると、損益通算ができないので、通常口座での儲け分の税金を納めなければならない。
後は、損失繰越もできない。
損益の結果が損失だった場合、その分が繰り越され、翌年の利益から控除し、税金を減らせる。
しかし、これも、先と同様、口座がもう一つある人には、デメリットとなる。
そして、夢を壊すようになるが、やはり、シミュレーション通りにはいかないことだ。
長期間、積み立てて運用すれば、必ず儲かると誰もが思うだろう。
だが、投資である以上、値動きに左右されることを忘れてはいけない。
アクティブファンドは、リスク商品が多く、対して、インデックスファンドは、経済ショックに弱い。
タイミング的に見ても、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、ウォーレン・バフェットなど、世界の有名投資家が、持ち株を売り払っているので危険である。
結局、逃げ時を逃して、最後にババを引くことになるのは、一般市民、初心者なのである。
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