プーチン大統領、「ロシアはNATOを攻撃する意図はない」と発言
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、アメリカ人ジャーナリストのタッカー・カールソンとのインタビューで「ロシアは、NATO加盟国を攻撃する意図はなく、先に攻撃された場合にのみ報復する」と述べた。
さらに、彼は、「西側諸国は、ロシアの想像以上の脅威で、自国民を脅迫しようとしている」と述べ、「賢い人はそれが誤りであることをよく理解している」と付け加えた。
RTの報道によると、カールソンは、プーチンに「ロシア軍をポーランドに派遣するシナリオを想像できるか?」と質問した。
プーチンは、「それは、ポーランドからロシアに攻撃があった場合のみだ。なぜなら、ポーランド、ラトビア、その他(NATO加盟国)から、得られる利益は何もないからだ」と答えた。
また、「大陸全土にわたる領土的な狙いはあるか?」との質問に対し、「それは全く問題外だ」と述べた。
「世界戦争に巻き込まれることが常識に反していることは、アナリストでなくとも、理解できる。戦争が勃発すれば、全人類は、滅亡の危機に瀕するだろう」
さらに、プーチンは、西側諸国政府は、ウクライナやその他の地域でロシアを弱体化させることを目的に、納税者に、さらなる資金を納めるよう説得するために、恐怖戦術を利用していると主張した。
ロシアは、現在のウクライナ戦争の根本的な原因の一つとして、NATOの東側への継続的な拡大とキエフへの支援を、繰り返し、言及している。また、ロシア当局者も、ウクライナに武器や軍事装備品を支援することは、さらなる、エスカレートを招くだけだと警告した。
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