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ズボラ飯を作る 【毎週日曜note更新します #10】

さて

前々回、前回と二回に分けて『超簡単に飯を作る』ことを考えてきました。

前々回(第一回)

前回(第二回)


いよいよ、実践編です。

今一度、今回の『飯作りレギュレーション』を確認しましょう。

こちらです。


★ズボラ飯レギュレーション(我流)

  1. 道具を少しだけ使ってもよい

  2. 洗い物が少しだけ出てもよい

  3. 分量は少しだけ考えても良い

  4. 火は使わない(怖いから)

  5. 包丁も使わない(怖いから)

  6. 美味しく作って、美味しくたべる(重要)


これらに当てはまる料理を、ネットで探してきました
これです



耐熱ボウルにパスタを投げ込み、トマトや水と一緒にレンジでチンするもの。これならば、洗い物はボウルだけで良いです。(ボウルから直接たべれば)それに、包丁や火も使いません。怖くないです。これ最高

でも、分量を測ったりだのなんだの、まどろっこしいことが何点か書いてあり、気分が悪くなりました。なので今回は、そうした難しいことを『読み飛ばし』、『なんか適当に作る』ことにしました。


以下、写真と共に料理の様子をどうぞ。
基本的な作り方は上記URLのマネをしています。
一部かなり適当です。
作る際は上記URL通りにやってください。
僕はそうしなかったので終わりです。



★作ってみよう★


まずは耐熱ボウルを用意します。これ持ってれば何でも出来るって聞いたので、わざわざ用意しました。もう僕は無敵です。

パスタを入れます。
なんか、多分これくらいだろうなって量入れます

ボウルの中に収まるようにバキボキに折ります。
思ったよりもボウルの外にパスタのカケラがピュンピュン飛んでいって面倒でした。
ここまでは概ねレシピ通りです。

トマトジュースを入れます。
レシピではトマト缶と水200mlを入れています。
でも水を200ml測るとか普通に面倒いので、トマトジュースを入れることにしました。このトマトジュースは約200mlなので、トマトと水の両方の性質を併せ持ち、得です。何より、分量を測らなくて済みます

……そのはずだったのですが、トマトジュースを一缶入れたところ、「なんか足りないな?」という気がしたので、トマトジュースを追加で一缶入れました。
その後、オリーブオイルを垂らします。
分量は、なんか適当です

ツナ缶を入れます
一缶全部入れます

混ぜ合わせてラップします

600Wで7分温める
……はずでしたが、約5分経過後、レンジ内部でラップがパンパンに膨れ上がっているのを見て、緊急停止しました

取り出し、かき混ぜた後、チューブにんにくを入れます。もう既にパスタは硬くないようです。

更に600Wで3分加熱します
今度はラップを付けません
これもレシピ通りです

バターを千切って投げ入れます
なんとなくの量をぶちこみます

最近買った桃屋のフライドにんにくを投入します
フライドオニオン単体で食べた感じ、結構旨いです
酒のつまみになりそう
これは期待できます

ここまで作って、僕は興が乗ってきました
せっかくなので、皿に盛り付けます
バジルをかけて完成です

いよいよ食べようとしたところ
僕は『あること』に気がつきます

……なんか、量多くね?


見た目からして約3人前程ある気がします。
家で食べるので、多くても時間をかけて食べることはできます。
それでも、ちょっと多いなあ……と感じずにはいられません。

とはいえ、問題なのは味です
美味しければいくらでも食べることができるでしょう
食べて見なければ何事も分かりません


実食



□感想□

一言で言うと

よく分からない

味に特徴が無い

しかも

特徴が無いのに味が濃い

そりゃあね

味が濃い料理なら常々食べていますよ

たとえば外食したときに
一口目は美味しいなと感じても
食べ進めるうちに
「くどいな……」と感じるような
そんな料理を常日頃食べている人間ですよ
僕はね

けど
僕が作ったスパゲッティは


一口目から既に五月蠅い

さらに言えば、期待していたようなアルデンテな食感ではなく
なんか「ふにゃっ」とした感じの何かでした

決して「美味しくない」わけではないけれど
決して「美味しい」わけでもない

それが沢山盛られている


ここで怯んではいけません

味変しましょう
味変

創味シャンタンです
これがあれば、旨味もプラス出来てグッドになるはず
それに、元のレシピにはコンソメの素を入れるとも言っていました
創味シャンタンは代わりになることでしょう


結果は……


よく分かりませんでした


ほんの一瞬
中華風の味が香ったようにも感じました
しかし次の瞬間

グアーーーッと

元の味の濃さで

塗りつぶされていきました


だから、よく分かりませんでした

よく分からない濃い味しか
口の中に残りませんでした


僕は思い違いをしていたようです
この料理は既に『プラスされきっている』のです
計算結果許容量オーバー
限度ってものを知らない若さ

そこに何かを付け加えても
よく分からないままなのです


その後、塩昆布や七味唐辛子など、本当に色々な味変により一瞬味を変えることで脳をごまかしながら食べきることができました。とにかく、量が多かったです。そして、味が濃かったです。


□反省□

間違いなくパスタの分量ミスです
トマトジュースを一缶入れただけでは足りないように感じたり
ツナ一缶入れたのに1mmもツナを感じなかったのはそのせい

逆に言えば、ツナなどの他の材料について、もっと入れていれば良かったともいえるかもしれません

それから、タマネギのスライスも入れていませんでしたね
だって面倒くさかったし
けど、タマネギは絶対に必要だと思います
最終的な味の締まり方が違うと思う
今後はカット野菜に入ってる玉ねぎでも使おうかな

加えて、自前のパスタがレシピのモノより細かったです
多分
なので、レンチン時間も少なくて良かった

調味料をどれだけ入れるかは裁量次第なところありますが
パスタの分量はマジで考えた方が良い
そう学びました

どのくらいの量を食べるかだけは自分で決めるべき
初めて作る人間が「なんとなく」の世界でやれる奴じゃない


絵を描くときだって人体の比率を学んで、模写してから描いてきました。今でこそ、あまり比率を意識せずに描いていますが(それもどうなんだろう)料理でも、最初は材料と分量をしっかり意識して作らないと美味しくはならないのかなと学ぶことができました

めんどくさいな……




□まとめ□


分量を量ろう


割と多くの反省点がありました

でも、作っているときは中々面白く感じたので、良しとします
今度はパスタの分量『だけは』量ることにします
そして、トマトジュース缶を一缶入れた判断『は』間違っていなかったと証明したいと思います




□次回予告□

分量を量らなければ大変なことになる
ならば
分量を量る必要が無いようにすればいい
賢者はレシピに学び
愚者は経験で学ぶ
そして、ゴミは経験から学ばない!!
意地でも量ることをしない
数字を見るのもめんどくさい!!

次回

『混ぜるだけ』


対戦よろしくお願いします



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