>人が亡くなっても、その人との関係はそこで終わらない。自分との対話を続けていれば、故人との関係も変化し続ける
僕は母親と関係が悪かった
59歳だった、関係が悪いまま癌で亡くなった
恨んでいるとまで言わないけど、不満や満たされない思い出や記憶は多々あった
なんでー
どうしてー
もっとー
あの時ー
ずっと攻めていた
ずっと不満だった
ずっと愛されていない、そう思っていた
けど、その考え方が変わったきっかけがあった
女 風だった
『斗真さんは愛されて育ったんだね』
『親から愛をたくさんもらった人だね』
『お母さんに愛されてたんだね』
リピーター様にそうよく言われた
けどその度に
『何にもわかってない』
『愛されなかったから必死に周りから、自分で、愛されようとしたんだよ』
『何も知らないくせに』
ずっとそう思っていた
うちは兄弟が多かった
※身バレ防止の為、男女構成は仮
3人兄弟であれば1人33%ずつ
4人兄弟であれば1人25%ずつ
5人兄弟であれば1人20%ずつ
物理的な時間としても、親の愛情は分散され
実際、兄には40%、姉には30%、弟には20%…
というように親の愛情は分散され、そして兄弟によって差があるように感じていた
いいなぁ、羨ましいな、ずるいなぁ、何で僕だけ…
子供の頃はずっとそんな風に思っていた
リピーター様がたくさんになった頃
ふと、お客様への愛情を考えた
〝体力的も精神的にも100%の愛情をみんなに注げないな、よくて90%,80%が限界かな…〟
〝料金値下げした訳でもないのに、100%愛情を注いでいたのに、向き合っていたのに、注げなくなるのは悪いな、申し訳ないな〟って思っていた時
〝あれ?愛情って人数で割らないんだ〟
とてもシンプルなことに気付いた
50人いたら2%ずつの愛情ではなく、一人一人90%や80%でも向き合おうとしてくれていたのかな
その頃から僕と母の関係が変わり始めた
あんなに不満や満たされなかった想いがあったのに
あんなに硬くて冷たい氷の塊だった母の記憶やイメージが
母との温かい記憶で、氷が溶けて、優しい記憶に変わっていった
兄弟が多くても、母親なりに一人一人と向き合って、脇隔てなく愛情を注いでくれていたのかな
それはリピーター様からの
『斗真さんは愛されて育ったんだね』
『親から愛をたくさんもらった人だね』
『お母さんに愛されてたんだね』
その言葉の後押しや既婚者様も多かったから、そしてお子さんに対しての愛や想いをよく聞いていたのもあったと思う
>人が亡くなっても、その人との関係はそこで終わらない。自分との対話を続けていれば、故人との関係も変化し続ける
好きピさんや推しピさん、もしくは退店や引退してしまったセラピさん
セラピさんは亡くなってはいないけど
〝自分との対話を続けていれば、セラピさんとの関係も変化し続ける〟ことも出来ると思う
セラピさんと直接対話する前に
自分との対話をしてみてください、続けてみてください
自分の中のセラピさん
自分の中のあの時のセラピさん
自分の中のあの時のわたしの気持ち
わたしだけの視点ではなく
セラピストさんの視点や
他にどんな可能性が考えられるのか
他にどんな理由が考えられるのか
ポジティブな側面から見たらどうか
タイムスリップしてもう一回戻るとしたら
そんな風に自分との対話(記憶や感情)を続けてみてくださいね
TLに塩対応や選別、そして今日noteに書いた【セラピストの雨の日】もそう
理想はずっと変わらず、常に一定で、100%愛情を注いでくれることが理想だと思うけど、現実問題それは難しいと思います
そのセラピストさんなりの
そのセラピストさんにしては
そのセラピストさんが今出来る
そのセラピストさんが最大限、今注げる愛情
だと思えるなら指名し続ける価値や理由になるかもしれないし
それを感じないのなら
剥がれるタイミングやお休みするタイミングかもしれませんね
答えは自分の中にありますよ
自分との対話を続けてくださいね
それでは☺︎
斗真