私のドミ様。【事件編】
登場人物 おさらい
クレバ・・・私のドミ様。神。尊敬と愛を混ぜた存在。
yamiの1歳歳上。身長186cm。有名大卒。超賢こ。
×1、子あり。 名はcleverに由来。
yami・・・書いてる人。未婚、子あり。特技なし。サピオセクシャル。
超働いて生きてるだけ。身長164cm。むちむち。
ちなみにクレバからは本気で好きになるなと言われている。
4月の半ばに会ってから、状況は一変した。
会った時に冗談気味に見せろと言われて、
ほんの少し裏垢TwitterのTOP画像などを
無理やり見られてしまった。
ほんの10秒程度の出来事___でも私は、
クレバのハンパない頭脳を
思い知ることになるのです。
そこからyamiの本人特定に至るのは翌日。
早かった。
翌日のLINE
クレ 「楽しい批判ありがとう!」
yami 「え、批判なんてしてないけど?」
クレ 「クレバな^^」
…クレバ!
…本人にこの呼び方を伝えたことは
もちろん無かった。
その瞬間に全てを悟ったが、
これこそあとの祭り。
yamiがTinderで知り合った
他の人と会ったことや、
その他仲間とのやりとり、本心、
すべてが丸見えになってしまった。
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さよなら。もう不要。切ります。
異常。変態。考え方が違う人。
どうぞ自由に。ブロックします。
やりまくってね。嫌です。くどい。
関わりたくない。言い訳が元嫁と一緒。
トラウマ。
出会い系で楽しくやってね。
下品。はしたない。…etc
書ききれない程の非難を受けた。
他の人と会った私が悪い。
「分散だった」と理由も説明した。
でもそれは火に油を注ぐだけ。
連絡は途絶えて1週間の沈黙もあった。
私からも連絡を控えた。
LINEもブロックされたと思っていた。
「冷静になりなさい」 という言葉を残して…。
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心の波も落ち着き、
とある休日に夕飯の画像を送ってみた。
私がちゃんとお母さんとして、
子供と過ごし、子供のために
夕食を作っているとわかってくれたら、
落ち着いてると知ったら
クレバは安心するだろうなって思った。
ブロックされてたら永遠に
既読はつかないだろう…と。
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その後、何度かやりとりが続いた。
前ほどに朝も夜も、
短くてもLINEで連絡することはなくとも。
指令はいつかやってくるのかもしれない。
永遠にないのかもしれない。
そんなことを考えてGWに突入…
クレバはGW明けにまとめて休暇をとるらしく、yamiは暦通り休日なので、また休日夕食などをLINEで送ったり。
「しゃぶりたくなってるのか?
溜まってる。」
指令は突然に来る。会話の前後など関係ない。
久しぶりのドミナントからの指示に、
脳と心と下腹部の奥が同時に疼く。
理屈じゃなく、心底待っていた、指令。
yamiは役に立つ道具でなければいならない。
そしてクレバの要求した日時に合わせることができなければ、
その次はいつになるのかわからない…
その待つ時間の寂しさを知っているから、
断ればその先の約束なんて本当になく…
↑のような考え方を、クレバは嫌います。
大人の恋愛にない発想だ と。
(前回も書きましたね)
好きとかキスしてとか好きだって言ってとか。
わかりやすい要求をすると、
途端に批判されてしまいます。
婚外界隈のメロメロなお花畑を、
戦車で横断する
クレバはそんな人。沼るのも、
しつこいのも、メロウも排除。
会う約束をしている事実。
それだけでいいだろ?と。
もしかしたら他にもいるだろうな…
普通に結婚してる人なのかもしれんよ?…遊び、うん、遊び…
そんなことが少し過ぎりながらも、
入っていた予定を当たり前のように
キャンセルして、
クレバに会いにいくyamiでした。
次回へ続きます。