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米国株価上昇中 新高値更新の銘柄をチェック! CPI、PPIの発表!注目セクターのリーダー銘柄、買い時か!?

動画はこちら。(動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

https://www.youtube.com/watch?v=lkLowZc7ZZU

あるころうのNISA投資チャンネルです。

今週は、テック系決算でボラティリティが高かったですが、終わってみれば指数が上昇しました。徐々に市場の恐怖感が薄れて株式市場は好調を取り戻しているようです。

経済指標とセンチメントチェック

まずは経済指標とセンチメントをチェックしていきましょう。

今週の経済カレンダーの重要な指標を見ていきます。

17日 木曜日に小売売上高(前月比)の発表がありました。
前回0.1%、予測0.3%のところ、結果0.4%で、
前回・予測共に上回り個人消費の堅調さを示しました。
ここでも、経済が大きく悪化するような兆しはありませんでした。
月末のPCE個人消費支出では、インフレ調整後の支出が判明します。

18日 金曜日に建設許可件数(速報値)がありました。
前回1.47ミリオン、予測1.46ミリオンのところ、結果1.428ミリオンでした。
ほぼ予測通りで、若干減少しました一戸建て住宅が増え、集合住宅がその増加を打ち消して減少しています。

それでは為替ドル円を確認します。
先週149.0円台から現在149.4円台になっています。

続けて株式市場の状況を見ていきます。
株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、
先週74でグリードを示していたインデックスは、
現在75のエクストラグリードとなり、強欲がさらに強まっています。

次にフィア&グリードインデックスの構成指標をいくつか確認します。

S&P500から見るマーケットモメンタムは、先週のエクストラグリードから、現在もエクストラグリードが維持されています。

プットコールレシオは、先週0.70でグリード、現在も0.66でエクストラグリードへ、強欲が強まりました。

VIX:ボラティリティインデックスを見てみると、恐怖指数は先週20.46ポイントのニュートラルから、現在18.81ポイントでニュートラルが維持され、恐怖感が低下しました。

セーフ ヘブンデマンドは、先週6.22%でエクストラグリードから、現在4.66%でエクストラグリードが維持されました。

2022年7月以来 2年以上の期間、逆イールドを示していたイールドカーブは、先週の0.13から、現在も0.13と、プラス圏を維持しながらも、先週同様ゼロ付近にいます。

米国経済は堅調で、投資家心理は欲張りになってきました。株式市場は先週同様、強気と判断できそうです。

フェドウォッチツールを確認します。
11月7日に控えるFOMCでは、ほぼ25bpの利下げで一致、年内最後の12月18日には、今から2段階の利下げが主な予測で金利は425-450bpとなっています。
しかし先週よりも、450-475bpを維持するという予測が増えてきました。

週間主要チャートチェック

それではこれらを踏まえて週間の米国主要チャートを見ていきます。

S&Pは、先週の終値5,815ドル台から、今週終値、5,864ドル台
先週から
+49ドル
+0.8%
でした。

NASDAQは先週終値20,271ドル台から、今週終値20,324ドル台で引けました。
先週から
+53ドル
+0.3%
でした。

日経225は、先週終値39,551円台から、今週終値38,952円台で引けました。

インド ニフティ50は先週終値297ドル台から、今週終値295ドル台で引けました。

シンセン総合指数は先週終値1,420ドル台から、今週終値1,453ドル台で引けました。

ゴールドは、先週2,657ドル台から、現在2,721ドル台となっています。

こちらは、SPDR ゴールド ミニ シェアーズ トラストの1年チャートです。
1年前の38.68ドルから、現在、147%の53.9ドルになっています。

ビットコインは先週936万円台から、現在1,026万円台になっています。

長期米国債ETFのEDVは先週74ドル台から、今週上下があったものの、74ドル台で横ばいでした。

ニュースチェック

続いてニュースチェックです。

18日更新 ブルームバーグ、
「日銀は今月利上げの必要性乏しいとの認識、今後は排除せず-関係者」
によると、
足元まで経済・物価はオントラック(想定内)、海外経済や金融市場に不透明感があり、物価見通しに大きな変化なしなど、現状の円安局面でも、追加利上げは見送りとなる見方が多いとのことです。

19日更新 ブルームバーグ、
「FRBは今後の数会合、金利据え置きか25bp下げ-シティ予測」
によると、米金融当局はデータの変動性大きいため利下げへの慎重姿勢強まると指摘し、データが明確になるまで数会合に渡り政策金利を25bpにとどめるか据え置く可能性が高い。
シティグループのシンガル氏によると、25bpまたは50bpのリスクでなく、ゼロ-25bpのリスクが続くと見ているとのこと。
経済指標で見てきた通り、リセッションの明確な兆候がなく、現段階で50bpの利下げのハードルは高いそうです。

19日更新 ブルームバーグ、
「米アトランタ連銀総裁「辛抱強くなる」、追加利下げ急がない姿勢強調」
によると、
米アトランタ連銀のボスティック総裁は18日、金利をいわゆる中立水準まで引き下げることを急いではいないと述べ、金融政策当局は2%のインフレ目標達成に注力していると強調した。とのこと
来月だけでなくそれ以降も、利下げは急激には実施されず、経済が堅調な限りインフレ退治に注力されそうですね。

セクターと個別株チェック

今週のセクターと個別株チェックです

今週のS&P500のヒートマップは、金融セクター、耐久消費財セクター、公共事業セクター、消費者サービス、商業サービスセクターが好調でした。
全体的にバランスが良い週でした。

新旧NISA口座公開

新NISA口座は、1週間で+40,574円でした。旧NISA口座は、1週間で+51,613円でした。新旧NISA口座は、1週間の合計で+92,187円でした。

(※動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

来週の予定

来週25日金曜日に「耐久財受注高の前月比」が発表されます。
前回0%、予測-0.9%です。
耐久財には、自動車、家電、航空機、工業機械などがあり、この指標は、企業の設備投資や消費者の大きな購買の動向を把握するために重要です。

続いてアーニングス ウィスパーズで決算予定をチェックします。

水曜日のテスラに注目が集まっています。
テスラは、決算でEPSがネガティブサプライズの頻発となっています。
最近は、どちらかというとテスラよりも、大統領選やスペースXの話題が目立つイーロンマスク氏が、ロボタクシー発表後の市場の反応や、最近の納車台数に対する不安をどのように払拭するか期待しつつガイダンスを待ちましょう。

終わりに

今週はS&P500が、水曜日のASMLの決算前後に大きく下落し、木曜日のTSMCの決算で回復するという、テック関連銘柄の影響でボラティリティが大きかった週でしたね。

来週は、
・水 Tesla決算
・金 耐久財受注高
があります。
また、継続的に大統領選、中東、ウクライナ・ロシア・北朝鮮、中国・台湾
にも注視していきたいです。情勢不安からゴールドが上昇し続けています。

皆さんは、この相場、どのように行動しますか?
ぜひコメントくださいね!

それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。


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