米国主要指数の下げ、原因は?ビットコイン1,000万円台続く。 20240306
動画はこちら。(動画ではコアサテライト戦略についてもお話ししています。)
https://www.youtube.com/watch?v=yBY_X_Yh69A
こんにちは。あるころうのNISA投信チャンネルです。
昨日の相場の様子
昨日の米国相場は、日本時間23:30に始まってから、かなり荒れました
S&Pは、窓を開けての下落から始まり、若干反発して、5,078ドルが終値でした。
日時ヒートマップでは、赤が目立ちます。
ナスダックも同様、窓を開けての下げから始まり、終値、17,897ドルで、18,000ドル台を切ってしまいました
日時のヒートマップではほとんど全面赤でしたが、NVIDIAは、プラスで終わっています。METAは、Facebookがログインできなくなる問題が一時的におき、その影響がこれから出るかもしれません。
中小・小型株のラッセル2000は、前日終値から窓を開けての下げがありましたが、結果的には、205ドル台から2ドルも下げずに終値203ドル台でした。
ヒートマップでは、全面赤ということもなく、まばらです。この中でも先日S&Pへの組み入れが発表されたスーパー・マイクロ・コンピュータの好調が目立ちます。
先日、S&P組み入れを発表された後、窓を開けての暴騰となったスーパーマイクロコンピュータは、米国相場の調整に一時的に釣られたものの、再度反発し、終値1,092ドル台となりました。S&P組み入れ発表直前と比べ、プラス20%程度を維持しています。
株価下落要因について考えてみる
先週木曜日発表のコアPCEは2.8%となり、インフレ率は下がりきっていません。
また、火曜日に、米、サービス業 購買部協会 景気指数が発表され、予想より景気指数が高いという結果を示しました。景気が底堅いと、早急な利下げの必要性を訴えにくいことになります。
さらに、今週末にパウエル議長の発言が予定されており、市場の利下げ期待に対してネガティブにポジションを置くタカ派としての発言をするという予測のもとで、発表前に相場に調整が入り株価が下落したと思われます。
日経225最高値、ビットコイン最高値
まずは日経225です。日経225が、月曜日の市場開始と同時に、四万円をついに超えました。その後、40,300円台に達し、一時4万円台を切りましたが、再度4万円台に乗っています。米国株につられることなく、4万円台を維持しています。
ビットコインは、火曜に1,000万円の大台に乗り、一時1,040万円となり、現在950万円台となっています。
終わりに
木曜日は、ついに パウエルFRB議長の発言があります。大手メディアの記事を読むとタカ派発言の予測が多くありそうです。
インフレが退治しきれていないことや、最近の株式相場の高騰を見ると、ここで利下げに期待し明確な態度をとることが、さらなる株式相場への熱狂要因になることは控えたいはずなので、利下げを肯定しているハト派的態度は避けるのが順当ではないかと思います。
昨日の相場の調整に対しても、NVIDIA、スーパーマイクロコンピュータは強かったです。また、IPO後に急成長したARMのロックアップ解除日が近づいていますが、いまだ9割のARM株を保有するソフトバンクは、資金調達の手段としてARM株を担保とした資金調達を考えているようです。確かに、このような資金施策を取ることで、ソフトバンクがARM株を市場に流出することがなくなるため、株価の下落を回避できます。
12日のロックアップ解除日付近では、警戒心から売りが出ると思いますが、これをチャンスとした押し目買いによる高騰も期待できそうです。
それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。
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