エビデンスのないごく個人的な体験の中にあるもの
自然療法をされているお仲間とか、スピ系の人とかから、
和歌山方面に行ったお土産にと、何度か、
ゆの里のお水をもらうことがありました。
橋本市の天然温泉、ゆの里、
その人たちが言うには、
すごい特殊なお水だと、
言うことなのです。
特に、そこのシャチョーさんの話が、
すごい! なんかすごい!
ということでした。
うーん、よくわからない(笑)
僕も前に一度、ゆの里には行ったことがあります。
田んぼの中に、ポツーンとある、
ローカルの小さな健康温泉施設という感じ。
その時の僕の体感では、
確かに温泉、気持ちがいいけど、、
うわさほどのいやし効果かな?と、
いまいち実感しなかったんです。
↑ たくさんの著名人が訪れているようでした。
お土産に、いくつかお水のスプレーボトルを買って帰って、
誰かにプレゼントしました。
この前、ふとyoutubeをみていると、
大好きな作家のさとうみつろうさんが、
その、ゆの里のシャチョーさんとの対談動画を
youtubeにあげてくれているではありませんか!
このシャチョーさんの語りは、
確かに、なんか、すごい!
物静かだけど、なるほど、引き込まれる。
ゆの里の水の凄さが、
いまさらながら、ありがたくなってきて、
しばらく置きっぱなしになっていた、
お水スプレーをシューシューと塗りたくるようになりました(笑)
ほんと、ものすごく、
効果がある気がして、
楽しくなってきた!(笑)
さて、
ゆの里のお水を使った人で、
がんや難治疾患が治癒した人の報告が多数でて、
シャチョーさん、びっくり!
細胞のアポトーシスに関与しいるらしい?ことが、
わかってきた、というエピソード、
こういうのは、
医学的エビデンスとは言わないのです。
すごく単純化した話ですが、
例えば、奇跡的に病気が回復した!
という人が、10人も続けざまに現れた!
わくわく!
となったとしても、
仮に水を使った人が全部では1000人いたのだとすると、
母数1000に対する10、つまり、
単純計算、1%の人にしか効かない、
つまり、99%効果なし!
よって、医学的に効果は実証されませんでした。
、みたいなことになるからです。
ワクワクは冷めて、
なんだ、まぁ、別の何かの要因で、
たまたま回復したのか、
なにかの誤差だったのだろう、
となるのが、科学的根拠、
エビデンスベースの世界観。
でも、僕は、
その統計学的データに当てはまらなかった10人が、
いったい、どんな体験をしたのか、どんな物語を持ったのか、
奇跡の体験を味わった当事者の、
わくわくや、興奮のストーリーが好きなのです。
どこか誰か知らない1000人の人のアンケート調査結果より、
リアルな語り手の個人的な物語、
あの、ボワッとした、熱気のこもった、
驚きと喜びの気持ちを浴びたいのです。
また、ゆの里、行こー!
自分の中にその動機づけが生み出されていることに、
興味、好奇心、エネルギーが上がって、
動かされている自分に、気がつくのです。
僕は、それをとても価値のあることだと感じます。
人の個人的体験というのは、
その感覚、すごくわかる!って感じの人もいれば、
なんか胡散臭く感じて、この人の話は、全然肌が合わないな、
ぜんぜん響かんな、参考にならないな、という場合もあります。
偉い人の話だから、と、鵜呑みにするわけではなくて。
個人個人の感性に合わせて、自分の内側のひびきに気づいて、
感じて、マーキングして、大事に温めて保存していく感じ。
ゆの里の水にどんな働きがあるかは別として、
個体側の治癒力の因子の一つは、
その見えない働きにあると思う。
ゆの里のシャチョーさんの話しを聞いて、
僕の内の何かと化学反応をおこして、
いままでフツーの水かな?、と思っていた水が、
僕にとって、効果を発揮し出したのです。
気のせいですよね、って?(笑)
そうです、プラセボ効果です。
シャチョーさんのストーリーから、
僕の脳が刺激を受けて、僕の中に合成された、
この感覚物質こそ、効果ファクターです。
そうなったら、しめたもの、
もう、こっちのもんです。
水やシャチョーさんは、どっちでもいいんです(←失礼なw
エビデンスベースでは排除される、
プラセボ効果の中に、
自己治癒システムが見え隠れしているのだと思います。
そうやって発揮される人の未知の可能性に、
僕は興味がいきます。
このような考え方は、
何も僕がひねくれて言っていることではなくて、
EBM(エビデンス・ベースト・メディスン)の現代医療に対して、
ナラティブ・ベースト・メディスン、NBM、
という言い方で研究されたりしています。
純度の高いエビデンス情報は最低限の前提です。
EBMを否定するつもりは全くありません。
でも、自分の内側にあった力を、
プラセボ効果だと、
切り捨て排除してしまうために、
EBMをあてはめたくないのです。
このnoteで上げているお話に、
エビデンスはありません。
僕の個人的な自分の体験の話です。
僕の物語を真に受けて、
いきなりゆの里の水を注文しようとしたり、
しないように(笑)
確かめるのは、自分のこころの声ですよ。
自分だけの感覚を確かめていきましょう。
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