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飛ぶ族・飛ばね族理論を、神経系生理学的に考察してみる
人には生まれつき異なる、二種類の人種がいる。
飛ぶ族(後者)と、飛ばね族(前者)、
これを発見して、多くの悩める人をスッキリさせたのは、
心理カウンセラーの心屋仁之助さん。
飛ぶ族は、お花畑で平和にぼんやり生きていて、計画性もなく物事を進めて、ドジばっかりしてしまうけど、時になんか知らんけど飛び抜けた成果も出す。
テンパると目の前が真っ白になって、意識が飛ぶことが特徴。
飛ばね族は、意識が飛ぶ人が存在することがわからない。何の苦もなく、器用に同時にマルチにこなせてハイスペック。
だけど、教科書レベルの優等生で、常識の枠は突破できず、世俗的な問題に巻き込まれて苦労する。
お互いにお互いのことを、見た目は同じ地球人なのに、まさかそんな人間が生息しているなんて、ありえないってくらい、認知されていない。
そのくらい異なる人種間の見えない壁があり、多くの人間関係の問題は、それを理解してないことが原因だと言うわけです。
別人種の異文化を知らないから、
互いに、うらんだり、ねたんだり、嫌ったり、
別人種を見て、あんな風にできないと、
自分を責めたり、自分はおかしいと思ったり、
しているんだと。
言っています。
あなたの周りの、どうしても受け入れられない人、想像してみてください。
その人、悪意ではなく、人種が違うのではないですか?
さて、これを神経生理学的に解釈すると、
飛ぶ族は、神経系のキャパが少なく、少し自律神経が昂ぶるとすぐに意識のブレーカーが落ちて、軽い内在性解離を起こしてしまう、global high intencity activation、通称ガイアGHIAと呼ばれている神経システムのことを指しているように、僕は思っています。
神経生理学者、ピーター・ラヴィーンによると、
ガイアは、出生前や周産期のトラブル、
幼少期の手術、麻酔、高熱、窒息などが主な原因とされており、
カウンセリングやセラピーなどで変容をゴールとして目指すよりも、まず安定安心させることが、何より第一優先になると考えられています。
ちなみに、ぢんさんは、飛ぶ族・飛ばね族は、半半くらいの人口比率だと言っていましたが、心療内科クリニックで出会う方は、ほぼ間違いなくGHIAの神経系を認める事が多いです。
ここから思うことは、
飛ぶ族だから、病気というわけじゃないのに、
それを問題にして悩むと、病気になりやすいということだと思います。
ぢんさんは、
飛ぶ族のことを、そんな病的な、
克服するものでは、まっっったくなく、
人に迷惑をかけて、愛される、
深く認める、諦める、
そして笑う。
それでいいと、繰り返し伝えてくれています。
ぢんさん、最新神経生理学者の発見と、一致していますよ。
…ちなみに、ふーん族、めっちゃ族、というのも、
近年発見されたそうですが、
これも精神病理学者が発見した気質論に一致していると思うのです。
長くなるので、それはまたいつかの機会にでも~。