秋の夜長に、解離テーマの作品などはいかがでしょう
今日は祝日で、洗濯ができて嬉しいです。
しかし、火曜日祝日って、なんだか曜日感覚がおかしくなりますね。
今日はまったりと、新谷先生から教えてもらった、無料で読めるWEB漫画をず~っと読んでしまいました。
解離性障害の事が、とってもよく書かれた漫画だってことで。
難しいこと抜きに、面白かったですよ。
他にも、小説では、こちらが専門家からみても、素晴らしいと。
次は、Rココの患者さんから、教えてもらった映画。
「私の脳内、この通りなんです!」と言われるので、観てみました。
脳内会議って、なんともストレスらしいんです。
わかっちゃいるけど、思いと裏腹な行動に出るのが、切ないですね。
解離の当事者は、その苦労が日常になってしまって、自覚できないから、問診でも診断面接でも、わからないことが多いです。
なかなか治らないうつやパニックの方で、軽度の解離や潜在性の解離が絡んでいることがあります。
特に初診で、いやいや期や反抗期があまりなく、出木杉くんみたいな優秀過ぎる人や、天使のような優し過ぎる子、みたいなタイプの人で、よく聞くと潜在性解離があるなぁと思うことがありますよ。
これを読んで、もしや・・・?、となんか引っかかる人は、担当の先生にご相談してみると、回復のヒントになるかもしれませんね。
今日のことば
地に足がついた感じというか、もう逃げられないと観念して現実の世界に戻ってくるような感じがしたら、回復に向かっているといえるでしょう。
ー 柴山雅俊(精神科医)