その人から見えるその人だけの過去をひそやかに
昨日の、診察室に入る前に、
診察で伝えることを、予言してみた実験。
タロットからのメッセージは、
準備はできてるのに動けないのは、
過去に引きづられていませんか?
でしたが、
実際のところ、
診察室で伝える場面、
なかったでしたよ(笑)
まだまだ修行がたりませんね。
認知してる枠組みの外から、
問題を創った地平の次元の上から、
客観的に俯瞰できる観察自我を練習するのが、
こころの筋トレみたいなもので、
本人自身でシフトのプロセスを体験しないと、
正論や真理から伝えても、何も変わらないんだな、
と、改めて思いました。
催眠やEMDRとか、無意識さんが開かれている、
トランス状態で、「過去は、もう終わったことですよ」と、
メッセージが入ることはあるかもしれませんが、
通常診察時間内の意識水準、
自意識バリバリ、がんばり自我状態の時に、
そんなことを伝えたら、心理的抵抗にあって、
引っ掻かれてしまうこともあります。
僕の無意識さんも、精巧に働いて、
占いのメッセージを伝える伝えないの判断を、
してくれているのだと思います。
診察室に来られる方が、
そんなに簡単に前向きになれたら、
苦労しませんよね。
意識と無意識を柔軟に行き来できる、
身体の柔らかさ、ストレッチが、
こころの健康状態のバロメーターと言えるかも知れません。
患者さんは、今日も、しんどい話、不満や憤り、
こじれた問題、解決しようもない気持ちを、
話されていきます。
でも、タロットが教えてくれた、
その人にとってはその人にしか見えない、
辛かった過去が影響している。
というメッセージは、
前向きになれず過去に引きづられた
体験談を聴いている中にも、
現在の安心感の中で、
次の歩みを先に進めていくために、
いま、過去に残された感情をお話ししてくれているんだなぁ。
と、僕の落ち着きと静けさを助けてくれるように、
働いてくれているように思ったのでした。
僕は僕で、そんな風に
自分から見える自分だけの世界を、
ひそかに堪能していたので、
こっそりシェアです (*^^*)
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