本当の自分を生きるための人生のマニュアル

今日は春分、すごくいい天気で、また新たなスタート気分。
このnoteを始めたのは秋分だったので、ちょうど半年。

この前、診察室で、面白い質問をしてくれた人がいた。
もっと楽に生きられるための、
人生のマニュアル本って、ないですか、って。
いろんな本やネット情報や哲学や思想があって、
価値観はいろいろ、言ってることも逆のこともあって。
これでいい！　って思える、確固たるものを見つけたい。

僕もずっと探求者をしてきたので、
すごーく気持ちがよく分かる。

これは、パラドックスになっていて、
答えを求めていくと、これか！というものは見つかるけど、
またすぐに虚無感や無価値感が襲ってきて、
探せば探すほど、つかめないしくみになっている。

あ、これこれこれ↓↓↓　ちょうど手元に、こんな本が（笑）

探せば探すほど見つからない、
むしろ遠ざかる、ということは、
実は、探しに行く方面が、真逆だったということです。

自分以外の外側に正解を探しに行くのではなくて、
内側にある自分のホンネを探しに行けばいい、
それがマニュアルになる。

本当の自分を見つける、と、よく言うけれど、
自分のホンネと出会えることが、
ホントの自分に出会うことだと思うのですね。

まぁ、対人関係の中で生きている以上、そりゃあ、
ホンネを見つけても、赤ちゃんみたいに、
そのままでいいわけではないですよ (^_^;)

でも、どっかで、ほんとの自分の声に気づいてあげて、
聞いてあげないと、病気になります。

というか、病気は、脳にとってみたら、
ホンネからあまりにもかけ離れ過ぎた時に、
気づかせてくれるための認識機能だと思いますね。