自分のことに悩める幸せ
患者さんたちと、
また会えるということが、
うれしい、今日このごろ。
よく、約束の時間に、
足を運んで来てくれましたね~。
いつもそう思います。
だって、僕からしたら、
2週間先とか一ヶ月先とかの、
たった10分のために、
よく忘れずにいてくれて、
わざわざすみませんねぇ~~っ(^_^;)
って、思ってしまうけど。
それは、僕のうがった見え方で、
患者さんの中では、
呼吸の流れが起こったり、
世界と繋がったり、
平和な時が流れたり、
僕の知り得ない、
自分のための貴重な時を、
過ごされているのだろうな~、
と思う。
最近の診察の話題は、
コロナ不安が減ってきている気がする。
関連して起こる自分の事情についての話題はあるけど、
情報の煽りはちょっと減ったんじゃないかな?
世の中の変化に左右されずに、
自分の悩みに集中している患者さんって、
メディアや情報に翻弄されている自分なんかよりも、
よっぽど、地に足をつけて、生きてるよな。
ある意味、今ココにいるよなぁ。
目の前に集中できるって、大事だなぁ。
すごいなぁ。
っと、苦悩している人の話を聴きながら、
内心ほっこりしてしまう (*^^*)
← こらっ 不謹慎かっ(笑)
診察室で起こることは、
ある次元では、自分の中に、
自分の世界に起こること。
そうなんだなぁ、
そうかそうか、と、
自分のこころの窓を覗かせてもらっている感じがします。