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移住したい、と思ったことがなかった。6
移住パターンとして、
Uターン、Jターン、そして嫁ターンなんて言葉もあるように、
元々自分に縁があった土地に移り住む人は多い。
とはいえ、Iターンという言葉も存在しており、
何らかのきっかけで新しい土地に移り住むこともある。
コロナ禍前のデータではあるが、Iターン希望はUターン希望の半分にも及んでいる。
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UターンかIターンかは、
明確に、求めている仕事がそこにある、通いたい学校がそこにある、等
移住の理由によっても異なってくるが、
漠然と、イメージする理想の暮らし方のために移住を考えることもあるだろう。
さあ、そうなったときに、どこに行くか、だ。
選択肢は多い。
日本の都道府県は47で、時間をかければ、
全都道府県の移住サイトやパンフレットに目を通すことはできるだろう。
だが、市町村数となると1700以上ある(2022.3.28時点)。
これを全部チェックし、自分に合うところを探すとなると…
まー大変だ。
最後は自分で決断すべきだけど、ある程度絞り込んでくれたら楽だよな…
なんて心の声が届いたのか、
今は、簡単なアンケートに答えるだけでお勧めの移住先を選定してくれるサービスがある。
移住先を1700から絞り込んでいる訳ではないだろうが、
アンケートに答えるだけも、自分のイメージが可視化されるのはわかりやすい。
余談だが、お茶診断、なんてユニーク方法で、
その土地とのマッチング度を診断できるところも。
ちなみに、ユニークつながりで話を進めると、
ユニークなPR動画を作成している自治体がある。
この小林市の動画はなんと再生回数300万回超え。
全国的にも話題になり、移住の問い合わせも増加したらしい。
最後までしっかり見るのがポイント。
これは移住に限らないPR動画だが、ふるさと動画大賞を受賞。
そして、移住者誘致のはずが動画制作者みずから移住してしまった、なんてエピソードもある。
最後はこちら。
キャッチフレーズから強烈なこの動画。
こちらもぐろ~かるCM大賞のPR動画部門で大賞を受賞し、特設サイトも公開されている。
ユニークながら、二段階移住に説得力を与えている動画である。
移住先選定に疲れたら、
いや、移住先に限らず、家探し、仕事探し、そして移住手続き…
やるべきことはたくさんある。
そんなときには移住の動画をみて、息抜きするのもありかもしれない。
高知県の動画にもあったように、
息抜きを挟みながら後悔のないよう選択してミスマッチを減らし、
自分と地域の双方が幸せな移住が、増えてほしい。
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