馬酔木にほっこり
街をぶらぶらと歩いていたら、馬酔木の花に目が止まりました。
マンションの仮設モデルルームの脇に並べて植えてあって、そろって花をつけていました。
こういう建物って、一時的なものだし、やたら小綺麗で無機質な印象がありますが、この心遣いにはほっこりしました。
きっとこの不動産屋さんは、この時期が来るのを見越して、馬酔木を植えたのでしょう。もしかしたら俳人かも?
馬酔木といえば、水原秋櫻子が創刊した俳誌。この控えめでありながら美しさの際立つ花の名を冠したのは、やはりセンスが抜群だったのですね。
RCも、馬酔木のように、咲いた場所をほのと照らす存在でありたい。
なんだか今日はおセンチになってますね。もう春愁が始まったのかも。
明日も素敵な季語との出会いがありますように。
RC
※あまりにほっこりして写真を撮るのを忘れたので、画像はフォトギャラリーからお借りしました。