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スポーツアナリティクスの進化と最前線

【ビジネストレンド/ぷくぷく】
今年もMLBのニュースをよく見る機会がありましたね。多くの日本人選手の活躍が報道されてましたが、こんな記事に目が止まりました。

大谷翔平選手やラーズ・ヌートバー選手の成功には、ドライブライン・ベースボールという施設が大きな役割を果たしているとされています。
このワシントン州に位置する施設では、モーションキャプチャラボやピッチデザインラボといった最先端技術を使って、選手一人ひとりのフォームや動作を詳細に解析し、個別にトレーニングプログラムを提供しています。この精密なデータ解析に基づくアプローチが、選手の飛躍的な成長を支えているようです。

スポーツアナリティクスがもたらす進化
近年、AI技術やデータ収集の進化により、スポーツアナリティクスが広く普及しています。ドライブライン・ベースボールはその一例で、シアトル郊外の小さな倉庫から始まり、現在ではメジャーリーグ全体を席巻する企業に成長しました。ピッチデザインラボでは、投手のリリース時の腕の角度や球の回転軸といった多くのデータを収集し、投球を可視化することで1球ごとにフォームを確認・改善することができます。このデータ駆動型のトレーニングが、選手のパフォーマンス向上に大きく貢献しています。

データ解析人材の不足とビジネスチャンス
一方で、データ解析技術の進化に伴い、それを扱う人材不足が課題です。アメリカではドライブラインのような施設が成功を収めていますが、日本でもデータサイエンスやバイオメカニクスなどに強い人材が増えることで、新たなビジネスチャンスが広がるのではないでしょうか。日本スポーツアナリスト協会(JSAA)なども設立され、アナリストの育成や情報共有が進められていますが、知識や技術をどれだけ効果的に共有・活用できるかが、これからの発展に大きく影響すると感じます。

様々なデータを活用できるようになったことで、新しいサービスが生まれ、ビジネスチャンスが広がっています。特に、エンタメ領域であるスポーツにおいては、これからスポーツアナリティクスがどのようにスポーツビジネスを変革していくのか、非常に楽しみですね。

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