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伸びる選手 ~高校サッカー編 #95~
こんにちは。
RB(あーるびー)です。
高校サッカー編 第95回です。
高3CB息子は怪我で離脱中。
息子が出ない試合はいつもより冷静に、客観的に息子チームの試合を観ることができます。それもまた違った意味での週末の楽しさです。
今シーズンの息子チームの中で、私個人的にお気に入りの選手がおりまして。
もちろん、息子以外で、です(^_^;
右SBの選手。
今年度のリーグ開幕前の春休み合宿。それまで練習試合でもスタメン起用されることが少なかった選手でしたが、春休み合宿から帰ってきてすぐのリーグ開幕戦でスタメン起用。それ以降、不動の右SBとしてスタメン出場を続けています。
これまでの少し細身で非力なサッカー少年から、背も伸びて、多少太さも出てきて。身体の成長により、試合で闘える基準をクリアした形。
ここからは一部私個人の想像を含みますが、彼は他の選手の良いところをよく観察していて、自分のプレーにも取り入れていく選手。
また、監督が求めているプレーは何かを自分で考えて、求められているプレーを選択できる選手。
ポジションニング。
ファーストタッチのボールの置き所。
縦パスを入れる際のボールの蹴り方。
このプレー、チームメイトのあの選手の良いプレーを取り入れようとして意識的にやってるな~、というのが沢山見える選手です。
こういう選手は、あるタイミングから指数関数的に急激に伸びますね~。本当に良い選手に成長。
フィジカル偏重気味の県内下位リーグの中にあって、こういうスマートなプレーヤーは、初見でもすぐに目に付くのではないかと思います。今年のチームの柱の1人となる選手。彼の更なる活躍に期待です。
一方で、高校年代で伸び悩む選手もいるのかな~と。
息子チームを2年ちょっと見てきた中だけで言えば、従来からの自分のプレースタイルを変えられない選手ですかね~。伸びる選手の裏返しになりますが。
例えばの話ですが、ドリブルに秀でていて、チームも彼のその長所に期待しているとします。
でも、プレーエリアによらずどこでもドリブル。
自陣深くでも。
後ろ向きで相手を背負った状態でも。
目の前に前向きのフリーの味方選手がいるにも関わらず、自分で強引に前を向くためにドリブルを仕掛けてみたり。
もちろん、強引に前を向こうとした結果、前を向けてビッグチャンスに繋がることもあるのですが、恐らく監督が求めているプレーではない(監督さんも「前向きフリーの選手をシンプルに使え~!という声掛けをしているので)。
こういった、「俺は小中とずっと自分のこのプレースタイルを貫いてきたんだぜ~」という選手からすると、高校生になって「プレーを変える」というのはなかなか難しいケースもあるのかなと…
「自分の長所を前面押し!」ってのと、「求められるプレーに適応!」の両立はなかなか難しいですよね~と思います。
早くにサッカーを始めた選手であれば、高校入学時点で既に10年以上サッカーをやってきていて、それまでに身に付けた(身に付いてしまった)もの、積み上げてきたものが良くも悪くもある訳でして。
それらを、もう子どもではない半分大人の選手たちが、これまで積み上げてきたものを自ら疑い、自分の意志で「変えていく」「変えられる」ってのは、またそれも才能の1つなのかな~と思ったりします。
高校サッカー難しいですね~www
(単に、ただの素人オヤジが難しく考え過ぎなだけですが)
と、息子がプレーできない時間が続くと、ただのおっさんが、残り長くはない貴重な寿命の一部を、このようなかなりどうでも良い思考を回す時間に費やしてしまうという、かなり良くない現象が発現してしまいました。
記念にnoteに残しておきます。(何の記念?)
(我が息子、はよ怪我治して復活してくれや~。週末の楽しみが半減どころか1/3以下や~)
読んでいただきありがとうございました。