最後のセンシュケンの思い出③ ~高校サッカー編 #110~
こんにちは。
RB(あーるびー)です。
高校サッカー編 第110回です。
前回、前々回に引き続き、高3CB息子の最後のセンシュケン予選の思い出 その3 です。
1回戦を見事に突破した高3CB息子チーム。
その後何試合勝ち進んだのかの詳細には触れません(リアルの世界で関わりのある方にこれ以上特定さるのは恐ろしいので…)が、一気に最後の試合まで飛びます。(「一気に」と書きましたけど、そんなに沢山勝ち上がった訳ではありません)
この試合。
なんと相手は、「俺たちの11番」がいる強豪校。
組み合わせ抽選会が終わりトーナメント表を見た時に、是が非でもこの強豪校が待っているであろうステージまで勝ち上がり、対戦したいと願っていたチーム。
そして、息子チームも何とか勝ち上がってここまで辿り着いたのです。
ほんと、我が家にとってはなんという巡り合わせ。
小1~小6の6年間を、良きチームメイト、そして最大のライバルとしてお互いを認め合ってきた(たぶん)2人が、高校サッカー最後の選手権予選で相まみえるとは。
こんなドラマの筋書きは誰も書けません。(盛り上がっていたのは我が家だけですが)
だって、この試合で「高3CB息子」「11番」のどちらかの最後の選手権が終わってしまうんですから。
(最初に「最後の試合」って書いちゃいましたから、この試合で最後の選手権予選が終わってしまったのは高3CB息子の方なんですが(^_^;)
この試合で対戦することが決まってから、我が妻宛に、小学校時代のチームメイトのママさんから久しぶりにLINEが来たそうです。
「xxx(我が息子)とxxx(俺たちの11番くん)が対戦するなんて凄いことだよね。どっちも応援しています!」
と。
いやいや、このような連絡は本当に嬉しい限り。やっぱり皆さん、元チームメイトの動向や選手権予選の勝ち上がり状況って追っかけてますよね(^_^;)
ビッグチャンスが2本も…
この試合。
高3CB息子は左CBでフル出場。
相手は言わずもがなの強豪校。
皆が皆、世間は当然に相手チームが勝つと思っているはず。
息子チームが更に上まで勝ち上がるには、世間の予想を裏切ってジャイキリするしかない。
そのためには最小得点差の1-0というゲームプランしかなくて、おそらく1~2回の少ないチャンスをものにして、あとは可能な限りボールを保持して守備の時間を少なく。そして粘り強く守って守って逃げ切るプランしか思いつかない。
序盤に1点取って守り倒して逃げ切りか。
もしくは、できるだけ0-0を引っ張って、最後に1点取って劇的勝利か。
この2択。
この試合。
なんと…
序盤に、我が息子の前に超ビッグチャンスが転がりこんできたんです。
相手ゴール前1mの距離で!
しかも2回も!
この3年間、こんなこと一度もなかったのに!
結果は…
2本ともふかしました…(完全にやってしもうた案件…)
何故だが分かりませんが、この試合では息子の目の前に「あとは蹴り込むだけ(というのはちょっと言い過ぎだけど)」というボールが転がってきたんです。
2回も!!!
2本ともゴールマウスに飛ばせていれば…
前半20分の時点で2-0リード。
まさかまさかのジャイキリか?という試合展開に持ち込めたのですが…
タラ…
レバ…
似たようなシチュエーションとしては、中1、中3の時の練習試合でゴールしたシーンですかね。その時は確りとゴールネットを揺らしましたが、約3年振りに目の前に転がってきたビッグチャンスはものにできず。
2本とも、シュート打った後に高3CB息子、頭抱えていました…(笑笑笑)
以前のnoteにも書きました
というのは、まさにこの2本のシュートを指していると思われます(悲)
私「小学生の時だったら、あれ2本とも決めてたね。CBになって6年。もうFWとしての嗅覚は残ってなかったってことやね(笑)」
息子「(苦笑)」
今後20年くらいは、笑い話としてこの話で息子のことイジれますね~。よいネタを作ってくれました(笑)
「11番」との対戦
お互いが左CBというポジションということで、前回対戦に引き続き1対1でのマッチアップはありませんでしたが、最後の選手権予選で対戦できたことは、我が家としては巡り合わせ。本当に思い出に残る試合となりました。
試合前にパパさんともお会いして、
「どうせ当たる(対戦する)ならもっと上でやりたかったですよね~」
なんて会話。
もちろんもっと上で対戦できたら良かったのですが、息子チームはそんなに上まで勝ち上がれる可能性は低いので…早い段階で対戦することができて本当に良かったです。
試合終了後のピッチ中央での挨拶。
両チームの選手が全員と握手するシーン。
11番との握手の時だけ、すれ違い様に左手で彼の背中をポンと叩いた息子。
良いシーンでした~(涙涙涙)
試合後、パパさんとも互いにエールの送り合い。
2人とも本当に良い試合を見せてくれました(涙なくしては見れない試合)
感謝。
読んでいただきありがとうございました。