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正義という名のマニュアル

この世には、難しいことがいっぱいある。

考えても、考えても、分からないこと。

だけど、考えないといけないこと。

「正義」は、その中の、大きな一つだと思う。

人にはそれぞれ、自分なりに思う「正義」があって、それを軸として多くの物事を判断している。

だから、その「正義」というのは、言わば、自分の中の絶対的なマニュアルみたいなものなのではないか。

どんなことに対しても、そのマニュアルによって反応を決める。

どんな発言も、自分のマニュアルに沿ったものとなっている。


それだけ絶対的なものだからこそ、そのマニュアルは停滞してはいけない。

しっかりと考え続け、マニュアルを改編し続けることで、自分の行動の「正しさ」の確度が大きくなっていくのではないか。

その改編を怠ったら、古い固定観念にとらわれてしまったり、他社の意見に耳を傾けられなかったり、

所謂、独善的、自己中心的な人になってしまうのだろう。





そんなことを、「正義の教室」という本を読んで考えた。
(この文章では、本の内容をしっかりとまとめたわけではない)

読んでいると、このようなことを改めて考えさせられる本だった。



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