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主力選手から監督までも流出・・・ 強いRBザルツブルクは今季限りで解体か

昨季はELでレアル・ソシエダ、ドルトムント、ラツィオといった5大リーグの強豪を次々と倒し、ベスト4に進出したRBザルツブルク。多くの若い選手が躍動し、内容も魅力的でヨーロッパ内において存在感を高めた。

しかし、過去にはクロップのドルトムントなどがそうだったように、こういったチームが草刈場になってしまうのは必然の流れだ。

レッドブル内での引き抜き

F1チームのレッドブル・レーシングやトロ・ロッソのようなモータースポーツに代表されるように、様々なスポーツをサポートするレッドブルは、サッカークラブだけでもRBザルツブルクやNYレッドブルズなど複数保有している(RBザルツブルクは名目上スポンサーという位置付けになってはいるが)。

そして、そのピラミッドの頂点にいるクラブがRBライプツィヒだ。16/17シーズンに1部に昇格すると、ヒエラルキーはより明確になり、RBザルツブルクはこれまでにナビ・ケイタ、ライマー、ウパメカノなど多くの選手を引き抜かれている。 今冬にもハイダラが移籍し、来季には19歳のハンネス・ヴォルフも加入が内定している。

強豪クラブからのオファー

クラブが注目されると、強豪チームからオファーが来るのは自然なことだ。 昨季から絶対的なエースとなっているイスラエル代表FWダブールは、セビージャへの来季加入が決まった。 彼だけでなく、シュラーガーやサマセクも人気銘柄で、夏にチームを離れても不思議ではない。

監督、コーチまでも退団

RBザルツブルクの現在の躍進は、監督やコーチの手腕なくして語れないだろう。 ローゼ監督やアシスタントコーチのレネ・マリッチらは、若手版CLのUEFAユースリーグで各国の強豪クラブのユースを倒して欧州王者となり、トップチームに上がっても説得力のあるサッカーで結果を出した。

ローゼは昨季終了後に契約更新に合意したが、サインしたのはわずか1年の延長のみ。 このことから、今季限りでステップアップすることが濃厚と見られる。RBライプツィヒの次期監督就任がすでに決定しているナーゲルスマンの後任としてホッフェンハイムへ渡るとも報じられている。その際に、ユース監督時代からタッグを組んでいるマリッチらを連れて行く可能性は大いにある。

そのため、来季は選手だけでなくスタッフ陣の大幅な変更も強いられるかもしれない。 以上のことから、ここ2シーズンで強さを見せてきたRBザルツブルクは来季解体を迫られることになるだろう。

これまで予備予選やプレーオフで逃し続けたCL本選出場は、今季リーグ戦に優勝すればストレートインできる。 悲願だったCLには、来季どのようなスカッドで臨めるのだろうか。そして日本人としては、南野拓実がステップアップしているのか、それともCL出場を選ぶのかなど様々な視点で注目していきたい。

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