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コモンズ投信の運用報告会に参加してみた!

お久しぶりです。プライベートバンカーT&Sです。今回はコモンズ投信の運用報告会についてお話します。

私はこれまでインデックス・ファンドより面白いアクティブ・ファンドをご紹介したい!

そんな想いでnoteを始め、面白いアクティブ・ファンドを複数保有することで満足度の高い、自分だけのファンド・オブ・ファンズをつくることを提案して参りました。

その中でも特に投資家との距離が近いコモンズ投信の魅力を再点検したいと思い、本日6月26日のセミナーに参加したのであります。

近年はコロナ禍の影響でリアルなセミナーが自粛されており、コモンズファミリーとも言える熱い投資家が集結したのは約2年ぶりとの事でした。

そしてコモンズ投信の旗艦ファンドである『コモンズ30ファンド』の運用報告が始まりました。そこでは残念ながら投資対象から外れた企業への考え方が語られるなど、普段なかなか聴くことのできない貴重なお話もありました。

また長期・厳選・対話というコモンズ投信が大切にしている考え方を、運用メンバーの体験談を交えてお話いただいた事も非常に興味深いものとなりました。

特に私にとって印象的であったのは、アナリストの原嶋氏が企業訪問した際に必ず質問するエピソードについてです。

原嶋氏は企業と対話する際に必ず『何がキッカケで創業したのか?ビジネスを展開する上でポイントとなった原体験は何か?』という質問を投げかけるそうです。
※コモンズ投信の皆様、もしニュアンスが違いましたら申し訳ありません。

たしかに企業がお客様に提供するモノやサービスがどのように生まれたのか気になる所ではあります。

しかし原嶋氏の真意はそこではないようで、この質問において大切な事は、内容より熱量であるとのお話をされていました。

この熱量は意外にも千差万別だそうで、思い入れの大きい経営者もいれば、淡々と事実を語る経営者もいるようです。

当然、熱量のある経営者の方が投資には適しており、『投資は未来を信じる力』と考えるのであれば、熱量のある経営者を信じたいと思うのが人間なんだと思います。

『熱量が大切』

当たり前のような言葉ではありますが、何事もスマートな現代で、どことなく懐かしい言葉でもあったと思います。

そのような意味で言えば、本日の運用報告会はコモンズ投信らしいイベントであり、私自身もコモンズファミリーの熱量に圧倒されたものとなりました。

登壇した渋沢会長や伊井社長といった運用メンバーと物理的に近い会場での報告会は非常にエキサイティングであります。しかしそれ以上に懇親会で多くの投資家がそれぞれの想いを語る姿は、私にとって初めての経験でありました。

単なる金融商品の報告会でも、これまで私が経験したことのある運用会社のメンバーと親睦を深める会合でもない独特な雰囲気がそこにはあったのです。

言うなれば会場に集まった皆がコモンズ投信を愛しており、ステークホルダーであることを誇りに思っている、そんな印象を私は受けることとなったのです。

10年以上前からコモンズ投信を応援しているという男性が私に話し掛けてくるのです。『なんでコモンズ投信のホルダーになったのですか?』と、まるで新しい仲間を迎え入れるかのような笑顔で。

ある方は現役のアナリストと話ができる機会は滅多にないと言って、私のもとにシニアアナリストの上野氏を連れてこられました。

コモンズ投信は誰のものなのか?そんな疑問さえ覚えるほどでした。

投資家同士がお互いにコミュニティを作り、このような機会を楽しんでいる光景はまさにコモングランド(共有地)であったと思います。こんなコミュニティを作ることができるコモンズ投信を私はこれからも注目していきたいと思います。

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