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【皐月賞】 予想の下処理_人気馬のハイペース経験
在宅時間も増え、手料理の回数も2倍3倍と増えている方も多いでしょう。下処理を丁寧にやっておけば、後は焼いたり、煮たり、炒めたり、蒸したりとやることは単純。
予想においても、印をつけるまでの下処理が重要。
レースの傾向、出走馬の特長などなど。馬場状態も木曜時点では読めないので予想はさておき、下処理をしておこう。
皐月賞の穴馬と人気裏切りパターンをペース面から以下に記したが、
枠順発表を経て、改めて出走馬の実績からタフなレースで好走経験のある馬をピックアップしましょう。
持続ラップ戦好走歴ありな馬たち
※ PCI : ラスト600mのラップとそれまでのラップの比(個別の馬)
※RPCI : PCIのレース版 つまり先頭を通過する馬のPCI値
※タフ度 : 吉田が主観でPCI値をもとに分類
「【皐月賞】穴馬と人気裏切りパターン」では穴馬は持続ラップでの好走歴があり、人気裏切り馬は上がり特化型のレース経験しかないことを紹介しました。
それを踏まえて今回の出走馬の過去レースを眺めてみると、上位人気を占めるであろう馬たちに軒並み持続ラップでの好走歴があるんです。
サリオスはタフなマイル戦を先行して後ろに影を踏ませず、コントレイルも一貫した流れを先行して押し切り、サトノフラッグも湿った馬場で一定のラップを刻むレースをしぶとく差し切った。
つまり、穴馬の好走パターンに人気馬も当てはまってしまうわけです!
こうなったら穴馬の出番はありません。。。
人気馬が崩れうる可能性
問題は2点。
1.人気馬同様に持続ラップでの好走歴のある伏兵陣に逆転の目はあるのか
2.そもそも、持続ラップが要求されるペースになるのか
1番目の問題、持続ラップ好走歴のある伏兵陣。アメリカンシード、ブラックホール、キメラヴェリテ、クリスタルブラック、ヴェルトライゼンデ
各馬確かに持続型ラップで好走してはいるものの、メンバーレベルの低さ、枠順の問題などから、どうも持続戦になったとして人気馬に抗える要素が見つけづらい。
ならば人気馬で手堅い馬券か、となりそうですが第2の問題。
そもそも持続ラップ戦になるのかという点。この前提が崩れれば、人気馬に付け入る隙が生まれますし、過去の穴馬パターンとは異なる穴馬の浮上の余地も。
展開
逃げるのはおそらくキメラヴェリテでしょうが、自身はある程度逃げないとキレ負けするのは鞍上が重々承知している中で、かといって人気馬だってそうゆうペースは歓迎の口ばかり。自らの好走の可能性を減らしてまで、人気馬に逆らう合理性は全くない。
ならば少なくとも若葉Sで刻んだ1000m60秒フラットぐらいのペースで運ぶ可能性が高い。
またコントレイルが最内枠で好位で運ぶ形ならば、他の人気馬もそれに近いポジションで競馬することを望むでしょう。となれば、レースの重心は前目前目になっていくはずで、過去にないようなスローペースからの上がり勝負になるとは考えづらい。
とゆうことで、具体的な印は土曜の馬場状態も見てから。
ひとまず印づけの下処理は終わった。あとは煮るか、炒めるか、焼くか、蒸すか。和風に仕上げるか、中華風か、西洋風か。はたまたアメリカンか。
吉田しげるでした。