バーチャルライバーの事務所って何をしているの?【Razzプロダクションの今までとこれから】
みなさま、はじめまして!
バーチャルライバー事務所「Razzプロダクション」の広報担当です!
弊社は2020年の11月に設立したばかりのスタートアップ企業で、バーチャルライバー事業は2021年の2月よりスタートいたしました。
・バーチャルライバーってどういうもの?
・なんで、今バーチャルライバーの事務所をやっているの?
・どんな思いでやっているの?
・どんなマネジメントをしているの?
そんな疑問を事務所を運営する側の視点から説明できればいいなと思い、noteを書いてみることにしました。今後も不定期で更新していきますので、配信事業や、バーチャルライバーに興味のある方の参考になれば嬉しいなと思っております!
バーチャルライバーってどういうもの?
2016年に日本で最初のVtuber(バーチャルYoutuber)であるキズナアイがデビューして以来、バーチャルYoutuberの数は増え続けていて、現在では国内で約15,000人程度のVtuberが活動していると言われています。
我々が扱っているバーチャルライバー(以下Vライバー)は、Vtuberと意味が異なりまして、定義としては「プラットフォームを問わず、2Dや3Dのアバターを使ってライブ配信を行っているライバーの総称」をVライバーと呼んでいます。
このVライバーの総数はプラットフォームが多岐に渡るため正確には計測できませんが、10,000人以上のライバーを抱えているプラットフォームが複数あるため、Vtuberとは桁が一つ違うレベルでVライバーの数は増え続けています。
Vtuberを始めようとすると、自分の動きに合わせてイラストが動くように自分で設定しなくてはならないため、初期費用と工数がとてもかかります。
基本的にパソコンがないと十分なパフォーマンスは期待できないので、そもそもの参入障壁が高いことが特徴です。
Vライバーであれば、プラットフォームによっては、スマホ1台ですぐに配信できるので、配信に対するハードルが一気に下がり、その手軽さが人数の拡大につながっています。
なんで、バーチャルライバーの事務所をやっているの?
■拡大していくライバー事業
上記リンクはPLAYBOARDという、Youtubeにおけるあらゆる数値をまとめたサービスです。
リンク先はスーパーチャットが投げられた順で掲載しているのですが、世界でも群を抜いて日本のVtuberがトップを走っています。
上位3名は全て超人気のライバーですが、スーパーチャットの額のみで年間1億円を超えており、バーチャルライバー事業のポテンシャルが伺えます。
そのほかにも、
・中国最大手企業である百度(バイドゥ)が33億ドルでライブストリーミング事業YYLIVEを買収したり、
・国内最大手バーチャルライバー事務所が海外向けの事務所展開を始めたりと、
ライバー(ライブ配信)事業そのものが国内外を問わず拡大の一途を辿っていのがよくわかると思います。
■事務所を始めたきっかけ
VtuberとVライバーの違いの部分でも書いた通り、Vライバーはスマホ1台で気軽に始められるものになり、いままでは「みるだけ」のコンテンツから「なれる」コンテンツへの変容の過渡期を迎えています。
技術的には2年以上前から「なれる」コンテンツへと化していて、各プラットフォームもその手軽さを打ち出しているのですが、私の周りで当時Vライバーになった人は一人もおりませんでした。
この領域で事業をやりたいというのを友人に伝えていたというのもあり、興味があると言う声は私の耳に入るものの、実際にVライバーとしての活動を始める人は一人もいない。この技術とイメージのギャップが、事務所事業を始めるきっかけになりました。
どんな思いでやってるのか
我々が事務所として行っているのは、Vライバーになりたい皆様の「始めの一歩」を後押しすることです。
ライバーを始めたいけど始められない理由は様々で
①色々お金がかかりそうで不安
②配信するのが初めてだから見にきてくれるかわからない
③周りにライバーをやっている人がいないので、相談できる人がいない
④(イラストを用意する場合)どうやって頼めば良いかわからない
などなど、他にもあげようと思えばたくさん出てきます。
そういう不安の一つずつを解消して、ライバーになってみる体験をたくさんの人に経験してもらうことで、広い視点でライブ配信市場をさらに盛り上げていきたいというのが、我々の思いです。
だからこそ、Razzプロダクションの目標としては今年度中に300名のライバー獲得を目標に、配信事業全般の拡大に寄与できるよう、邁進していきたいと思っております。
どんなマネジメントをしてくれるの?
我々の事務所が重きを置いているのは、「デビューまでのサポート」ではありますが、マネジメントも行っております。
ただ、いわゆる普通の芸能事務所のマネジメントを期待されている方はイメージと異なるかもしれません
基本的な方針としては、ライバーの自主性を重んじてあまり我々から口出しはしていきませんが、
①配信のノウハウ共有とアドバイス
②トラブルケア
③希望制面談
④事務所主催イベントや企画の運営
⑤発生ベースでの案件整理(スケジュール調整含む)
このあたりが我々の行っている基本的なマネジメントです。
現在ではオリジナルのイラストを通じて、それぞれの声やキャラクターにあった個性を発揮できる配信プラットフォームであるIRIAMを中心に活動してくれるライバー様を募集していて、今後は他プラットフォームへの展開も検討しております。
事務所所属希望の方へ
ここまでお読みいただきありがとうございます!
一緒にRazzプロダクション、および配信事業を盛り上げていきたい人はぜひぜひ連絡お待ちしています。
先日も4/1デビューライバーとして14人、発表いたしました。
お問い合わせはDMもしくは公式HPからお気軽にお願いいたします。
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