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Keyballの無線化が大変だった話(ハードウェア編)
あくまでも私の体験記のようなものなので、内容について責任は取れません。
厳密には、keyballish39-μの無線化記事です。
無線化に必要そうなもの
BLE Micro Pro(BMP)
Keyball39の組み立てに使っているProMicroをBleutoothに対応させた互換ボード。
充電管理・昇圧機能付きモジュール
昇圧機能がないと、Keyballの特徴であるトラックボールが動かないようです。
TP4056というモジュールがよく使われている印象。
色々調べていると、TP4056はバッテリーの容量mAhによって抵抗の取り付けのが必要そうでした。
また、必要な抵抗がリチウムイオンバッテリーの容量によって変わるためか、Amazonへのリンクがないとどれを買えばいいのかわかりませんでした。
とりあえず、抵抗といえばこれかな?と下記画像のようなものを購入するもサイズも合わないし取り付けできるホールもなくて絶望しました。
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どうやらチップ型の抵抗があるような雰囲気でしたがどれを買えばいいのかわからず断念。
→下記のものを買ってトライしてみました。
チップ型の抵抗は、はんだ付けの難易度が高いみたいです。
できる気がしませんでした。
「そもそも抵抗ってないとダメなの?」
とそのまま仮組みしてUSBを差し込んでみたら、熱くて触れないレベルでした。
絶対にやめましょう。
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というわけで素人なりにいろいろ調べた結果私が辿り着いたのは、MH-CD42というモジュールでした。
こちらはなんと抵抗の取り付けが不要で、使用しないであろうtypeCの差し込み口も存在しません。
過充電保護、過放電保護、過電流保護などの保護回路が内蔵らしいので上位互換そうな印象だったのでこちらを選択しました。
私はAliexpressで5PCSのものを購入しました。
24年11月29日追記
なお、現在はtp4057というモジュールを使用しています。
こちらは何が素晴らしいってかなり小型です。
定電流/定電圧充電、過熱保護付きという記載もあります。
USBコネクタが許せないとか言っておきながら、無線化するにあたって小さいというのは正義だと感じました。
私は下記のものを購入しています。
リチウムイオンバッテリー
こちらは200mAhのものをAmazonで購入しました。
将来的にバッテリーの交換や容量変更の可能性とバッテリー交換時の利便性や配線の自由度を考慮してこちらも一緒に購入しました。
ON-OFFスイッチ
ON-OFFスイッチがないと常にバッテリーから電力が供給されてしまうから必要なのかな?
とりあえず3ピンのものをみなさん購入しているようでした。
X上で見かけた以下のものを購入しています。
その他
結線用のワイヤ
昔USBケーブルを自作した時の余っていたものを使用しました。
26AWGは少し太いので、20AWGとか22AWGくらいでいいのかもしれません。かなり太いので配線に苦労しました。
ワイヤが太いと配線時に邪魔なのでできるだけ細い方が絶対いいです。
リンクは26ですが私はもっと細いものに変更しました。(追記)
ワイヤーストリッパーがあると捗ります。
絶縁テープも必須です。購入しておきましょう。
いざ決戦(結線)
ここで私は歩みを止めることになりました。
というのもX上でアップされている署先輩方の画像や結線図を拝見していると、人によって結線の仕方が違うように見えたからです。
画像だとどことどこが接続しているかもわかりにくいのです。
見様見真似で試してみるもどうもしっくりきませんでした。
私の解決方法がこちらです。
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かなり細かく教えてくれます。
お試しあれ。
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バッテリー、モジュール、スイッチをのように収納するか問題
次なのかそもそも先に考えておくべきなのかはお任せしますが、バッテリー、ON-OFFスイッチ、モジュールをどこに収納するかという問題に直面します。
一般的には以下の2つの方法から選択するのではないでしょうか。
BleMicroProカバーに収納
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スペーサーで必要な高さを調整して、カバー部分に押し込んでねじ止めという力業が可能です。
私もここからスタートしました。
底面ケースに収納
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こちらは専用のケースを自前で設計・3Dプリンターで印刷するか、booth等で購入するか。
確か先日無線化用のケース販売している方のツイートを見かけたような…