100年カレンダー。
去年のとある日、友達から本が一冊届きました。
100年カレンダー。
自分が100歳まで生きるとして、何歳でどうなっていたいか考える。そこから逆算して今の自分がすべきこと決よう、ということが趣旨の本です。
まずは、自分が生まれてから今までを一年一年コツコツ振り返って自分の構成要素を知ることから。
これが5ヶ月ぐらい前から地道にやってて、なかなか手間がかかるのだけど、豊かな作業。
私が生まれた日を母子手帳を見ながら遡る。
私の周りにいた人がどんな人か振り返る。
これをしていくと、自分が生きてきた軌跡が急に愛おしく尊くなってきます。
次に、これからどんな人生を歩みたいか考える。
時間はあるようで、着実に進んでることに気づきます。
今すべきことが見えてくる。
ただそれだけで、人生が少しは豊かになっていく気がします。
患者さんに、「思い通りの人生でしたか?」ってたまに聞くことがあるけど、「楽しかった!」と目を輝かせる方もいれば、「どーかな〜」と苦笑いされる方。
みんないろいろあったと言いながら、いい顔をされる方が多いです。
私もいい顔したおばちゃんになりたい。
インチキ占いによると、私は98歳のクリスマスに死ぬことになってるみたいなので、それまで、のほほんと全力で生きたいなと思ってます。
みんなが自分の人生を愛しながら生きられますように。
関わらせて頂いてる方の時間を少しでもほわーっと暖かくてきたら良いなと思う今日この頃です。
2022/3/18