【MTG レガシー】鱗親和、レガシーにて散る(環境分析と検証)2023.2
●はじめに
どうも、ラザ男です。
このデッキのオーナーは鱗親和が好きになり、レガシーで持ち込んでしまった変な奴です。
※決してモダンと間違えたわけではない。しっかり『レガシーに参加します』と意志表示している。
デッキの構成上、『硬化した鱗』は抜けて、もはや鱗も親和も入っていない鱗親和デッキが完成したわけですが、読者の便宜上、鱗親和と名乗っておきます。
しばらくは構成に大幅な変更はせず、経験値を貯めていきたいそうな‥。この私も鋼の監視者に化けてこのデッキに潜入しているのだが、リストラの心配はなさそうだ。しばらくは、のんびり潜入記事を書くとしよう。
●環境の分析(2023年2月)
2023.2 皆さんもご存知の通り
『ファイレクシア:完全なる統一』が発売
ここで一枚のカードの収録により、レガシー環境にも大きな影響を与えることになった。
このカードをあらゆる方法で踏み倒すことのできるデッキが台頭し、さらに『表現の反復』の禁止により、デルバーデッキの弱体化が起こり、勢力拡大に歯止めがかからない状況になっている。
晴れるYAのデッキリストは2023.2から今日まででおよそ、約3300件掲載されており、そのうちの約520件のデッキにアトラクサが入っている。割合にするとなんと15%‥。
スニークショー
オムニテル
オーダー
リアニメイト
etc...
デッキタイプは多岐にわたるが共通しているのは踏み倒して戦場に出す。これらのアクションは我がデッキはなす術がなく、相性が悪い。
これらのデッキと当たった時は諦めるのだが、さすがにこんだけ増えてくると少しでも負けを減らせるよう一考の余地がありそうだ‥。
●今回の調整
一考の余地がこれだ!
化け物1枚だけならこれで寝かし続けることができる。ウルザの物語から探せるタッパー。
時間稼ぎとブロッカーをどかす役割として期待。
サイドボードの『倦怠の宝珠』と入れ替え。倦怠の宝珠は強いんだけど1枚入れたところで引きこめるか分からんので‥。
どのみち、不利マッチなので、もしかしたら返しのターンにアトラクサ、エムラ、グリセルといった化け物を寝かして墨蛾でワンパンチができるかもしれない‥。影槍やバジリスクの首輪ではなし得ない芸当。アンブロをつけれる『多用途の鍵』も良かったが起動コストが重いので不採用。
調整の末、完成したデッキリストがこちら
環境の分析および調整完了!いざ実践へ
●対戦編
赤単プリズン○✖︎○
三なる宝球を出された2試合目は落としたが、残り2試合は引かれずに済み、殴り合いをなんとか制して勝利。鎮定工作機も三なる宝球を寝かすことができるので入れてみたが引けず‥。URデルバー✖︎○✖︎
デルバーにクロパされあっけなく負け。
2試合目はアメトゲで妨害しながらサーガトークンで攻め立て勝ち。3試合目は濁浪2枚出されてなすすべなく負け。赤黒リアニ✖︎✖︎
相手1ターン目にピラニアの湿地。
きたか、リアニメイト!踏み倒しデッキ。不利マッチではあるが想定の範囲内よ!メインはどうにもできず、アトラクサ出されて負け。
サイド後の1ターン目チャリス1、2ターン目アメトゲ、3ターン目石の脳→指定は動く死体『これは勝ったなガハハ!』相手の釣竿は残りdance of the dead3枚のみ。いずれもデッキにある。再活性、納墓はチャリス1で妨害。おまけにアメとげ!完璧の体制。ところが、相手に3枚目の土地を引かれて静寂を置かれてバリケードが壊されアトラクサが出てきて負け。ジェスカイコントロール○✖︎○
2連敗のため、必死だったがゆえにあまり覚えていない。笑
ウルザトークンのためにメルトダウンを使ってくれたのでなんとか勝てた印象。
まだいけるぞ!土地単✖︎✖︎
身内とのマッチアップ。もちろん、無策なわけではない。鎮定工作機はマリッドレイジも寝かすことができる。相手の土地破壊の対策として基本土地2枚にダークスティールの城塞も入れている。不利なマッチではあるが、ちゃんと意識した構築をしている。大丈夫だ!1試合目は壌土からの生命を引かれ、土地単のパターンに入り負け。
2試合目はダークスティールの城塞と外科的摘出があるため、外科的ーぷ!2ターン目に大いなる創造者、カーンを出されて私の場にはダークスティールの城塞と伝承の樹のアーティファクト土地しか場になく何もできず投了!ついでにカーンの+1の能力で城塞が蒸発‥「カーンはあかーん!!!」
●感想
想定した苦手デッキと当たってしまい、負けはしたが可能性を感じることができた。鎮定工作機の出番がなかったので次回は使ってみたいところ。
想定を超えた何かが起こる。mtgは最高のゲームだよ‥。
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